反日工作とその収拾策1

中韓両政府は日本人の多くは中韓政府が謝って来ないと許せないというところまで怒っていることをまだ理解していないというか「理解しているが謝ったのでは政権が持たないので・・」という泣きを裏で入れて来ているのでしょう。
江沢民の次に国家主席になった胡錦涛政権では、いつまでも反日、反日の繰り返しではどうにもならないから、いい加減にやめようと方針を決めたことがあったそうですが、それに対して何十年も反日教育して来た成果が出ていて、心から日本をニクイと思っている人口が増えてしまっていた結果、ネット上で腰抜けと売国奴とか罵られてしまい、結局反日教育を更に強化するしかなくなったと言われています。
反日教育と言うか相手を一旦悪く教育し始めると、方針変更したくとも出来ない・・収拾がつかなくなるがん細胞のような傾向があります。
中韓両政府は目先の利益のためにがん細胞的な戦術を一旦採用してしまったので、百年単位でこの解消・・負の遺産に困ることになるでしょう。
従来このように裏で泣きを入れては、表向き日本が韓国の要求を認める形で解決して来た(河野談話など)ことが後で証拠として使われる狡さに繋がっています。
今度こそ「政権が倒れるのは日本批判をして来たあなたの責任でしょう」と突き放すべきです。
きちんと謝罪した上で「今後反日教育しない」と誓約しない限り首脳会談をこちらの方から断るべきでしょう。
このように対応することで次の政治家は日本批判で国内矛盾を解決しょうとすると、却って政権の危機を迎えることになると学習出来るでしょう。
内政失敗の誤摩化しのために戦争に訴えて、その戦争で負けたら戦争を始めた政権が倒れるのと同じで、日本批判で争いを始めた以上は、それが失敗すればその政策推進責任者に責任を取らせるべきです。
日本は日本批判をした政権が苦しくなると可哀相だとその政権維持に力を貸して来た・・歴代日本政府の「まあまあ・・」の対応が中韓の次世代政治家に対して日本批判が政権維持に有効なもの・・リスクがないとの学習させて来たことになります。
日本歴代政権のこのやり方は、中韓両国がまともな政治をするチャンスを奪い半永久的に日本に対抗できるほどの大人としての政治をする能力が身に付かない・・一人前の国家・社会を作れないようにする意味では、中韓両政府・社会の愚昧化政策として有効だったかも知れません。
「困ったことがあると日本批判をしていれば良い」と言う子供染みたことを百年でも繰り返している限り・・子供を甘やかして育てているようなもので、中韓の政治的成長は進まない・・成長阻害の深謀遠慮策になります。
ヤクザがいつもうまい汁を吸えれば「ゆすりたかり」をやめてまじめに働く職業訓練を受ける気にならないままで、中高年になって行きます。
中高年になって取り返しのつかない年齢になってから社会が厳しく当たれば、ヤクザ稼業で生きて来た人間は転進するには年を取り過ぎていて生きて行く方法がなくなります。
これまで日本がいざという時のために(意図的に)中韓をあまやかして来たとすれば、中韓両政府はこの結果イザとなれば「嘘を言い放題・世の中は言いたい放題言えば自分の主張が通る」と誤解したままでやってきたので、実態では世界の孤児になりつつあります。
韓国人は世界中どこでも大の嫌われ者ですし、中国人もほぼ同様ですが、その基礎は対日で何十年も甘やかされているので、世界を甘く見てしまっていること・・日本による甘やかし教育の成果が現れて来ているのに気が付かないのです。
資源に恵まれていれば、国民が勤勉に働く習慣を失います。
働く習慣がなくなった・・労働の技能を失なった後で資源がなくなれば大変です。
このような考え方に着いては以前ナウル共和国の例を挙げて書いたことがあります。
うまいことをすれば必ずその咎めが来るという例です。
本当に日本が中韓と敵対しなければならないときのために、日本は彼らを良いように甘やかして道徳的に腐らせて行けば、いざというときに中韓の味方をする国はいなくなってしまいます。

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