悪しき隣人との交際1

日本人は自分の国の価値基準によって、「20年〜30年単位で誠意を尽くしていれば悪い結果がない筈」と信じる気持ちで中韓両国と戦後何十年もつき合って来ました。
長期的には信義の尊重される世界になって行くとして短期的に先ず悪しき隣人とのつき合い方が重要です。
中韓両国政府・あるいは人民も少しでも良い所があれば海外移住して行くことを選ぶ国民性ですから、(中韓両国では少しでもお金が貯まったら海外国籍を取るのが流行です)「何かの金儲けのために日本人はやってるだけだから、自分達も用がなくなれば追い出せば良い」くらいしか考える能力がないとすれば、不毛な貢献に見えます。
自分の都合次第で昨日まで無償で貢献して来た日本人をアシザマに批判し暴力を振るうのを何とも思わない民族を非難しても始まりません。
原則として自分たちの価値観でしか相手も見られないのは(日本人でも)普通ですから、彼らはそう言う社会で千年単位で生きて来たし、そう言う人間理解しか出来ないのです。
こちらも、相手がそう言う人間?(日本人の理解では忠犬ハチ公の話のように犬猫でも恩を感じるものだという考え方の社会ですが・・・犬畜生に劣る言っても始まりません)だと理解して交際して行くしかありません。
アジアでは中韓が(東南アジアでも華僑系は同じかも?)目先の拝金主義的価値観でどっぷり浸かっていて、日本とはまるで正反対ですから、お互い自分の価値観で接しているとうまく行くのが難しいのです。
価値観の違いを知らないままつき合っているとフラストレーションがたまるばかりで、相手を極悪人であるかのように思いたくなる人が多くなります。
右翼の中韓批判のすごさを見れば、彼らも自分の価値観しか認めないことによるものと言えるでしょうか?
中韓の人たちは、拝金主義・嘘でも何でも言い張れば勝ちみたいな価値観で千年単位を生きて来たのですから、その価値観で行動するのが正義と思うでしょう。
ちなみに「正義」とはその社会で流通している価値観にあった行動をいうと定義出来るでしょう。
違う価値観・・正義に遭遇したときにどちらがマトモか・・人間的成熟した生き方かの謙虚な反省に任せるしかないでしょう。
どちらかが歩み寄るまでは、相手はそんな人間だと見極めて行動していれば良いことで、(犬相手に10日前に言ったことをも守らないと怒る人がいないのと同じです)いきり立つ必要はありません。
中韓両国政府・人民の価値・行動基準では、今現に相手を利用するメリットがまだあるかどうか、どの程度あるかがすべて・・最優先基準だとすれば、最早日本を利用するメリットがないあるいは少ないとなれば、これまで世話になった相手に対して恩を返すどころか、逆に攻撃の対象とするのに何のためらいもないことになります。
無茶苦茶批判暴動・・店舗や工場などの焼き討ちなどしておいて、数ヶ月後には都合が悪くなると手のひらを返したように互恵関係だなどと言ってすり寄って来る厚かましさに日本は驚きますが、彼らにとっては個々人の付き合いでも普通のことです。
あるいは中国や韓国にとっては、これだけ脅したから次に相手はひるむだろうという思い込みがあるのかも知れません・・これに対して日本の場合相手がヤクザを頼んで来たり乱暴な口をきくと驚いてそのときは引きますが、その代わりその後のその人との付き合いを次第に縮小して行く関係になりますが中韓には日本のこうした行動方式が分っていないと思われます。
この誤解が戦後60年以上も居丈高な中韓とその都度尻込みして来た日本の不幸な関係になっているのでしょう。
日本の人間関係は相手をいつでも取り替えられる環境を前提にしていますが、国際政治では隣の中韓を全く無視出来ないのが難点でした。
(個人関係でも隣にこういう言う人がいたら困りますが・・・)
今後は何事でもヤクザみたいな態度で押して来る中韓関係を程々にして、東南アジア、インドを主体につき合って行こうとする世論はこうした日本古来の流儀でやって行く覚悟が出来て来たということです。
苦しいときは助けて欲しいでしょうが、不必要になったのにいつまでも恩を掛けていると却って逆襲・焼き討ちされる可能性の高い国であると認識して、こちらも春秋時代の范麗のように冷徹に割り切って、いつでも撤退出来るように準備しながらつき合えば腹もたちません。
中国共産党幹部自身も裸官と言って、いつでも逃げられるように子弟を海外留学させたり外国籍を取らせたりしています。
勿論巨額資金も海外に移しています。
日本的価値観では裸官や外国籍取得願望などは非国民も良い所・・不道徳そのものですが、中国では古代から処世術として普通のことだったのではないのでしょうか?
韓国の場合も少しで資金が出来れば多くの人は子供を海外留学希望ですし、海外国籍を取らせるのが流行しています。
彼ら自身用済みになればいつで粛正されることを前提にして生きているのですから、日本に対してだけ義理を果たすのを期待するのは無理です。
(韓国歴代大統領の悲惨な末路を見れば明らかです・・今回の韓国大統領選でも朴正煕元大統領の娘が出馬した当初軍政を布いたことをあげつらって大騒ぎになったばかりですが、そのときの高度成長の功績の方は全く顧みないで批判一辺倒で彼女はその謝罪に追われていました)

米英系マスコミ支配2とマスコミの限界

日本が中韓に負けずに口汚く罵ったり仕返しをしているのではレベルが同じ所に落ちてしまうから、これを避けるべきだという意見を何回も書いてきました。
品位を維持して行くためには、今後も憲法で宣言した「国際信義が世界に存在する」ものと信じて冷静に行動して行くしかないでしょう。
ただし、今後は今までのように何も言えないで黙っているのではなく、正当なことはきちんと冷静に国際社会に訴えて行く必要がある点を否定しているのではありません。
冷静に品位を持ってやりましょうというだけです。
ネット社会になって、ありとあらゆる言論をアメリカも妨害出来なくなってきました。
アメリカの意向に従った報道しか出来ないマスコミ(大企業)と違って、先進国ではネットの発達によって、マスコミさえ抑えておけば嘘でも何でも刷り込める時代が終わり、言論統制が難しくなってきました。
ネットの発達が中国の民主化を進めるだろうというのが、アングロアメリカン系マスコミ大方の意見でしたが、先進国でマスコミ支配によって隠密裏に進められて来たアメリカによる事実上の支配力が、中国よりも先に機能不全を起こし始めたのは皮肉です。
先進国では中国のように露骨な言論統制が出来ませんが、マスコミ=マスメデイア=大手ですから、許認可その他で何かといやがらせされることや(電波法による規制について以前書いたことが有りますが、)スポンサーの意向によって経営に対する圧力がかかり易いのが特徴です。
この特性を利用してアメリカは世界中でマスコミ支配し易いメリットを受けてきました。
これがNov 7, 2012に書いた米英発のプロパガンダが、世界を支配して来た裏付けでした。
先進国では中国のように露骨な直接言論統制が出来ないので、ネット発信時代になると相手が多過ぎて事実上の圧力に頼るアメリカの報道支配方式ではどうにもならなくなりました。
この結果戦後ずっと続いて来た米英系のマスコミを通じた世界の世論形成能力・・支配は崩壊しつつあると考えられます。
アラブ世界では、何年か前から独自の情報発信を目指してアルジャズイージャという媒体を創設しました。
今後ネット発信が増えて来ると、大手マスコミ報道以外に世界中の状況が個々人あるいは少数グループから発進されるので、マスコミの創作した虚像・でっち上げによる世界世論形成力が弱まって行くことは間違いがないでしょう。
今回の総選挙は従来のマスコミによる世論誘導よりも、ネットの影響力の方が大きかった初の総選挙だったと後世で言われるようになるでしょう。
あるいはネット批判に大手マスコミも影響を受けざるを得なくなった時代が始まっていると言うべきでしょうか?
今後は地道に個々人がまじめに世界中で働き、生活する過程で、日本人に対するイメージが世界中の日常で正確に作られて行くことになります。
こう言う時代が始まったので、こつこつと正しいことを冷静に主張し実践して行けば、中国や韓国の人がいかに虚偽の宣伝に精出しても正しい人が日本とどちらが多いかどちらがまじめで誠実か、粗暴か、優しいか等々すべてが明らかになり始めました。
ところで、日本人個々人はそれぞれ頑張るとして政府としての正当な主張はどうなるのでしょうか?
今後正当な主張をして行く必要があるとは言え、日本のやってもいないことを何でも創作して「日本人はひどいことにしよう」と中韓等を背後でけしかけているアメリカに遠慮しながら正当な意見を言うしかないのでは、結構難しいことです。
苛められている子に「自分の意見を堂々と言えば良いじゃない」と無責任に言うのと同じで実際には難しいことです。
日本人は縄文時代の昔から生まれ育った場所を捨てて一族そろって移住するようなことをしたことのない社会ですから、(明治の北海道開拓団の移住でも武士団だけが移住したのであって農民はそのまま居残っていました。)10数年どころか百年千年経っても子孫が先祖を悪く言われると困る社会でしたから、信義を尽くすのが習いです。
2012/12/10/「信義を守る世界9(価値観の共通)」まで連載しましたが、日本特有の正義が世界に通用する時代が来るように辛抱して広めて行くのが、結局長い目で見た得点になるのではないでしょうか?
幸い日本のアニメが世界中で受入れられていますが、これは実は大変重要なことで日本的価値観が西洋その他の世界で幼児期から植え付けられつつあります。
日本アニメで育った次世代の多くが、世界中で日本的価値観を心か素晴らしいと思う時代が来るでしょう。
・・・子供を心から愛している国民性が浸透しますと、欧米のように子供をムチで叩いたり他人に預けて育てる国民性との比較・・革命を起こした始めて人権擁護とか弱者救済なった社会とそんなスローガンがいらないほど優しい社会だったことが分る時代が来ます。
日本の孤独な正義・・信義を尽くす生き方は、もうすぐ報われようとしているのです。

アジアの団結は不可能か?1

日本はアジアの植民地解放・欧米からの隷属脱却が悲願でしたので、敗戦後もずっと同じスタンスでやって来た結果、東南アジアでのいわゆる雁行的発展の道筋を付けてきました。
漸く悲願であった日本の対米経済依存率が下がり始めて、アジアが力をつけるようになってきたのが20世紀末の状況でした。
ところがせっかく良い所まで来たと言うのに、少し元気になった中韓が日本を出し抜こうとしてアジアで団結するよりは、日本批判に舵を切り始めたのは(心が狭くて)残念なことです。
前回明治維新以降の朝鮮の対応を書いたように、元来朝鮮族は民族の幸福のためよりは、強い所に早く隷属して自己の安泰を求める精神構造(当時は事大党・事大主義とも言われていましたが)が顕著です。
戦後欧米が強いとなれば、儒教や佛教など簡単にかなぐり捨てて瞬く間に国民の多くがキリスト教徒に変身しているのもその一例でしょう。
欧米の植民地支配の方法で説明したように、地元有力者を地元王族等に仕立てて彼らの子弟ロンドン・パリ等に招いて優雅な生活をさせて、懐柔するのが一般的ですが、これに寄りかかれば李氏朝鮮の王族や有力者は安泰という願望で、日本と組んで欧米に刃向かうなど危険なことをする必要がないという立場でした。
中韓による日本批判・・慰安婦・南京虐殺・尖閣諸島問題その他全て・・はアジアが漸く離陸出来るようになったころから始まったことからも、中韓の意図・・流れが理解出来ます。
中韓の反日行動が激しくなったのは、日露戦争に勝ってから欧米の対日態度が(日本叩きに)変わった構図・歴史の繰り返し(背後に欧米の意図があることは同じ)ですが、これに中韓が協力しているのは残念です。
何故アジアが団結出来ないのか不思議ですが、ともに行動するには中韓の国民レベルが低(狭量)すぎると諦めるしかないでしょう。
・・韓国は上記のとおりもともと明・清朝の支配下で長期間満足して来たので、清が駄目になったなら、もっと強いロシアの保護下で良いと言う・・今で言えば欧米の支配下に入る方が得だという傾向で明治期に日本と対立してしまった歴史のある国ですから仕方がないところがあります。
朝鮮族にとっては、対等以下と勝手(今でも根拠なく見下したがる傾向が有ります)に思っていた(植民地支配でなく紳士的付き合いでも技術その他で負けているので)日本の下風に立つくらいならば、欧米の支配下で奴隷的搾取されてもその方が良いという選択肢になっていると思われます。
ホワイトカラーが降格されるくらいならば、会社をやめてルンペンした方がましと言う心理と同じでしょうか?
今でもロシア製のロケットを購入して打ち上げ失敗ばかりで困っていますが、韓国国民感情はそう言う変な意地がある民族です。
このような欧米崇拝結果がアジア危機以降の欧米資本受入れ・・(昔のロシア保護下=植民地支配の現在版の結果)欧米資本に支配される大手企業だけが儲かって、欧米に利益の大半を持って行かれて国民の多くが非正規雇用で塗炭の苦しみ状態に陥っています。
その矛盾を糊塗するために、韓国政府はいやが上にも反日批判を繰り返すしかなくなっています。
現在の中国地域では属国になった歴史がないので、(実際には南宋の最後のころは後金に服していたと記憶していますし、異民族支配が交互にあった地域ですがこうした歴史は隠蔽したいものです)韓国のように欧米の支配下の方が良いとは思っていないでしょうが、その分日本を兄貴分とする関係が少しの間でもに我慢がならないのが反日教育・運動に舵を切った動機でしょう。
ホンの僅かの期間でも日本を本当に追い越すまで(・・あるいは後10年20年30年で追い越す自信がなくなったのか?)雌伏する能力がないレベルの低さ・器の小ささでは韓国とどっこいどっこいです。
中国は統計を操作していて政権幹部でさえ信用出来ない状態であることは今回の人事でNo.2になった李克強自身公開の場で明言して来た所です。
こうした虚偽上乗せ統計の実態を知りながら、水増し統計を基準に経済力で日本を抜いて世界第二位になったと言う自信を示して、イキナリ周辺に対する威嚇・膨張政策を始めています。
中国が本当に自信があれば急ぐことはない・・自然に周囲が尊敬してくれるのを待てば良いのですが、それを待てない状況にあるのです。
今のような強引・腕力で威張るようなことでは日本だけではなく周辺諸国も納得出来ませんが、日本も中国が穏当な方法で次第に文化力も付けてアジアの盟主になって行くとしたら、歴史的にも馴れた関係ですので、多分歓迎するし中国をもり立てて行く心の準備が有ります。
アジアが力を合わせて欧米の野蛮な流儀を駆逐して行けたら良いとは思っていますが、(近代以前のアジア的秩序の復活)何故中国は焦るのでしょうか?
怪しいと自ら認める統計数字に基づいて、中国が慌てて威張り出して膨張を始めるには裏に何か余程の必要性がある(ゆっくりやってもこれ以上進歩出来ない限界が見えたのか?)と見るしかないでしょう。
韓国同様に内政の行き詰まりを糊塗する必要という見方も正しいでしょうが、それだけではなくこうした大きな流れを見ると、中国が真に台頭・・中国が周辺から尊敬され信頼を得る前にアジア分裂を策するアメリカの使嗾があるだろうと私が何回も書いて来た根拠でもあります。

第二次世界大戦後の経過から見た客観的検証2

果断な改革をするための力を付けるためには先ず組織内で出世する・・力を付けるためには旧体制で功績を上げる必要があるので、改革成功後に旧体制協力者だったと批判するのは間違いです。
危機に陥った企業立て直しも同じで次期社長が旧体制で出世したエリートだったと非難しても始まりません・・彼が社長就任後どのような手腕を発揮するかで評価すべきです。
日本の役割も途中経過よりは結果から見るべきでしょう。
韓国で好きな過去批判がまかり通っていて、過去を糾弾されていつでも失脚するのでは内部から改革に邁進し協力する軍人(一定の軍を動かせる地位に昇進していなければ何も出来ません)もいなくなってしまうでしょう。
近くはゴルバチョフやエリツイン、フランス大革命・ロシア革命であれ何であれ、改革功労者は全てその前の体制である程度地位を得ていた人ばかりですから、彼らを政権樹立後いつも抹殺する仕組みでは怖くて革命軍に呼応出来ません。
完全野党・・一回も政府機関で働いたこともないような人材ばかりで出来た政党に政権が移れば良いと言うは容易いですが、それでは実務能力がないので混乱してしまいます。
歴史を見れば、政権内にいた足利氏が実務能力があったのに対し、完全野党の楠氏や冷や飯食いだった新田氏が実務能力がなくて(勿論後醍醐帝自体政治の経験がありません)傍流に追いやられ、最後はジリ貧になった歴史を見ても分ります。
最近では日本の民主党が漸く政権を取った後のていたらくを見れば分ります。
韓国は5年に一回大統領が入れ替わり、しかもその都度前任者が追及を受ける社会ですが、これだからこそ、実務能力の継承が出来ないのでいつも(学者の意見による)短絡的政治しか出来ないのでしょう。
日本は明治維新後欧米に対抗するためには日本1国では無理なので共同で欧米に対抗しようと朝鮮に提案をしましたが、李氏朝鮮は当初は清朝保護下で充分と主張して近代化に応じず逆に開国したことを非難して来る始末でした。(これが征韓論になった背景です)
清朝が衰退すると今度は「ロシアの保護下に入る方が良い」と言って自国の近代化(専制体制の維持が目的で国民のことなど全く考えていなかった点は今の北朝鮮の将軍様体制維持が至上命題の思想と同じです)に反対したことから、韓国内の協力を得て併合に至ったものです。
そうしたいきさつから、日本の場合欧米の植民地支配方法とは違い、韓国や台湾の民力を如何に近代化して早く引き上げるかの方策・・・欧米植民地の愚昧化政策の逆・・現地人教育に精出したり現地での工業化を進めた点・・元々欧米によるアジア侵略に対して共同で戦おうとする目的からして当然です・・が根本から違っています。
第二次世界大戦後の経過とその前の日本の支配地政策の効果を見れば、欧米の植民地政策より良かったことは歴然です。
日本は当時主流の欧米的支配体制を真似したものの内実・目的が違っていたことは、戦後の東南アジアの開放・経済離陸が実現出来たことで明らかになっています。
中韓は今になって、日本のあら探しのために欧米型植民地概念を持ち込んで酷いことをしたと抽象的批判を繰り返しますが、事実を1つ1つ見ればどんな酷いことがあったか何も指摘出来ていません。
(韓国は慰安婦問題を言い募っていますが、これも事実に基づかない自国の売春婦問題のすり替えでしかないことが最近では分ってきましたし、中国の主張する南京虐殺も事実がはっきりしません)
中韓はありもしない史実をでっち上げては、欧米型植民地支配にすり替えて国内対策状スローガンとして叫んでいるだけです。
根拠のない誹謗中傷を叫べば叫ぶほど、内政の失敗を世界中に宣伝していることになるのを気づかないようです。

第二次世界大戦後の経過から見た客観的検証1

世界中が欧米の植民地化されて行く情勢下で、アジアの日本だけが唯一これに抗して近代化を遂げて世界初の欧米・・それも列強の1つに勝ったことになる日露戦争を経て欧米からの対日(アジア)警戒を呼びました。
それまでの日清戦争などはアジア人同士の仲間割れ・・欧米が侵略する糸口になるくらいで見られていたのです。
(実際日清戦争に負けた清の弱体化につけ込んで欧米の露骨な浸食が始まり・これを半植民地化と習いました)
日本が欧米にマトモに対抗するために更に力を付けるには、清朝支配地域からの欧米駆逐によって力を付けるしかなかった・・・これによる東南アジアを含めたアジア全域の植民地解放を目指すのは平将門などの例を見ても当然のことです。
アメリカは日本が清朝支配地域で地盤培養することに警戒を示して、清朝支配地域での機会均等・門戸開放要求を始めました。
この要求を日本が拒んだ結果、アメリカによる制裁を受けて、(中央に抵抗する平将門のようなものです)ついに刀尽き矢折れて屈服したものであって、第二次世界大戦は欧米の植民地化に抵抗するアジア勢力を根絶やしにした戦争であったとも言えます。
(以上は日本に最大有利に解釈した場合のことで、別のいろんな解釈が当然あり得ます)
言わば植民地支配維持勢力の完勝に終わったのですから、アメリカの南北戦争で言えば奴隷解放を主張した勢力が逆に負けた場合に似ています。
しかし、時代の趨勢は日本の主張に従って動いて行くしかない(日本は短い期間ではあったもののアジア地元民を教育し、武器訓練もしてしまった)ので、戦勝国は植民地維持に必死でした。
結局オランダ(インドネシア)やフランス(仏領インドシナ)イギリス(ミャンマーやマレーシア)の各植民地は次々と独立を果たして行く結果になりました。
欧米植民地支配諸国の必死さの裏返しで、如何に日本軍は支配地で残虐なことしたかの裁判や執拗な宣伝が行われました。
これに呼応して嘘八百を執拗に宣伝し続けているのがアジアでは中韓だけであり、その他のアジア諸国は欧米の嘘の宣伝に全く協力しなかったことを、2012/11/01「アメリカによる歴史ねつ造6と非協力国」前後のコラムで紹介しました。
台湾にいたっては、戦後新たな占領軍となった国府政府がこれをやろうとしたところ、実際に日本支配を受けて来た地元民の反対で撤回せざるを得なくなったこともそのコラムで紹介しました。
日本が明治維新以降、欧米の侵略に抵抗するために国力を付ける準備をして行く過程で、そのときの支配者である欧米の流儀で自分の力を付ける必要があったのは仕方のないことですから、それ自体非難するのは論理的はありません。
・・伊達政宗だって平将門だって、中央に抵抗するためには先ず当時の支配的流儀・・さしあたりその支配的思想に乗っかって周辺支配を増やして行くしかないし、そうして行かないと力を付ける前につぶされます。
ソ連のゴルバチョフでも誰でも改革の実行のためには、共産党内で力を付けておくことが重要でそのためには先ずは共産党の方針に忠実に職務をこなして出世し、内部に支持者を作っていなければ話になりません。
福田赳夫総理が日中条約の締結出来たのは、それまでの言動で「右翼に絶大な信頼があったから右翼を抑えられた」という意見が、日経新聞で連載中の森元総理の「私の履歴書(12月16日朝刊)」にあります。
フランスのアルジェリア独立承認も右翼に絶大な支持基盤のあったド・ゴールでこそ出来たことを09/01/04「社会党の経験2(政権獲得の王道2)」に書いたことがあります。
日本は欧米に対抗するためには、先ず地盤強化が必要なので欧米の流儀を真似して近代化し、市場を広げて国力増進という欧米の流儀から始めていたので、この中間地点・・植民地支配をしたと中韓に強調されて非難されていますが、こうした批判の仕方はそもそも間違いです。

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