マスコミ支配の崩壊

今回のアルジェリアのテロ惨劇事件に関して、世界中に進出しているプラント会社「日揮」の企業姿勢が良く知られるようになりました。
世界に進出している日本企業とこれを構成する日本人が、現地のためになるように現地人に惜しみなく技術指導する姿勢が、どこの国でも草の根で尊敬され愛されていると言われるようになっているのは、2月1日まで書いて来た民族の歴史の違いによるものです。
中韓や英米マスコミが如何に日本を悪く宣伝しようとも、日本の植民地支配に関しても繰り返し書いていますが、日本人は南洋諸島でも本国同様に現地で惜しみなく教育指導して来たことから現地人は戦後もとても親日的ですし、中韓を除く親日的なアジア諸国の存在や現在の日本企業の現地での行動で日本の植民地支配が如何に善良であったかが証明されています。
(植民地支配自体が良いことではないので、ここでは欧米の支配に対する比較で書いています)
世界中で具体的に日本人が知られて行くことが、英米の(日本を二度と立ち直らせないことを基本とする)マスコミ(虚偽宣伝の洪水)支配を終わらせ、日本支持を増やして行くようになると言う意見をJanuary 3, 2013「政権担当能力2(マスコミ支配)」以下に書いてきましたが、これが実際に証明されつつある様子が日揮テロ被害を契機に海外での活躍が大々的に報道されたことで分ってきました。
韓国や中国はまだ第二次世界大戦終了直後の価値観で、大金を使ってロビー活動やマスコミに食い込み、自分たちが現実世界でいくら嫌われていても世論を操作さえすれば良いと思って頑張っているのは時代錯誤であり滑稽です。
我が国では大分前からフジテレビに始まってNHKその他マスコミを事実上支配して(裏で巨額資金が動いているのでしょうか?)中韓に都合の良い意見や報道ばかりする状態になっていました。
中韓にとっては、日本を乗っ取ったつもり・・意のままに思想教育を操作出来るようになったつもりでいたのでしょう。
折から中韓シンパの民主党が政権を取ったのでやりたい放題出来ると思って・・自信を持ち過ぎて露骨にやり過ぎた結果、却って日本国民の反発を受けて、民主党は売国奴扱いになるし、フジテレビの視聴率はガタガタになってしまいました。
中韓の行き過ぎ行為によって、日本のマスコミ界はフジテレビやNHKに限らず、朝日毎日その他大手マスコミ界全体の信用をなくしてしまいました。
中韓両国による今回の一連のやり過ぎが、これに反発するネット利用言論発表機会を拡大したことによって、日本でのマスコミ支配力を弱めるのに大きな功績があったことになります。
ところで、ネット社会化と言っても、単にクリックして受信したり、供給されるアプリを利用するだけの人よりは、自ら文字発信出来る人数が重要です。
日本の場合、識字率・文章作成能力レベル・メール利用能力が世界一・・それも突出していますから、ネット発達の効果・・マスコミの発信力を殺ぐ能力では、世界一大きなものがあります。
私のこんな思いつきの意見でも既に約10年も続いていますし、(訪問数は月に何十万で長年安定しています)私のコラム意見の基本はマスコミやこれに登場する御用的学者批判を中心にこれまで書いてきました。
ネットの発達で我が国ではマスコミ報道が全て・・マスコミによる世論形成の時代・・第4の権力とも言われる時代は、急速に終わりつつあるように思われます。
そうなると、私のマスコミ批判を中心とするコラムの使命は終わるのかな?と寂しくなりますが、いつの世にも通俗的支配的意見というものがあります。
支配的意見と言うのは実はどこか怪しいところがあるように思えるので、その怪しいところを、世間常識に反して裸の王様を指摘した子供の目でいつまで書き続けたいと思っていますので、支配的意見に異論を唱えるスタンスである以上は書くことがなくなりはしないでしょう。

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