原発事故防止と自衛隊・警察の役割

昨日の原発問題では警察の高圧ホースによる放水と自衛隊の空中からの冷却水の投下が報じられていました。
驚いたのは警察のホースの水は届かないほど遠くからだったので何の役にも立たなかったことと、自衛隊も高空からおそるおそるの行動でたった4回でやめてしまいました。
自衛隊はその後地上からの放水を試みたそうです。
警察も軍隊も(自衛隊は軍ではないと言う主張もありますが・・・)少しでも危険のあるものには近づかないと言う姿勢で徹底している報道に驚いているのですが、自衛隊がこれで良いのでしょうか?
国家の命運がかかっているような時に決死隊・・というか自分の生命の危険を顧みずに飛び込むのが軍の任務ではないのでしょうか?
自衛隊員が20万人近くいると思うのですが、その中でヘリコプターを操縦する人と水を落とす人の合計5人〜10人・・命を捨ててでも戦える人が5人〜10人もいないと言うことでしょうか?
あるいは「ここは国家の安全を守る瀬戸際だ、国家のために命を捨ててでも頑張ってくれ」と部下に言える上官が一人もいないし、部下の方も「俺に任せてくれ必ず期待に応えます」と言う兵が一人もないと言うことでしょう。
今時そんな浪花節みたいなことがある訳がないと言うのが世間相場でしょうが・・・。
そうすると、敵の鉄砲玉の届くリスクのあるところへの出動は命じられない・・少しでも危険のあるところへは行きたくない軍や兵士は、存在意義がないように思えます。
極端な意見かもしれませんが、危険な場所に身を捨てて飛び込んで行ってでも1億の国民のためにネジを締めてくる・・爆発物を処理してくるなどの行動をする・決死の行動を出来る人が一人もいない軍隊・・そういう思想教育で良いのでしょうか?
水を放水する距離を少しでも近づけば成功率が高まるのに、一般人が避難している程度の放射能プラスアルファを浴びるのさえいやがって遠くからおそるおそる放水して「届きませんでした」では驚くばかりです。
もっと近づけば健康に害があると言うだけで、死ぬ訳でもないのですから(原爆の直接被害者・・防護服などないですよ・・でさえ何十年後に白血病やガンになる確率が上がったと言うだけです)、死をすら恐れない軍隊のイメージとは大分かけ離れていませんか?
昨日は自らの危険を顧みずに頑張っている(だろうと想像して)現場の努力をたたえたコラムを書いたばかりですが、こんな報道を見ていると誰も決死の覚悟でやっていないことが明らかになりました。
直ちに命に危険があると言うのではなく、健康に僅かの影響がある・それも可能性がある程度のことすら命じられない軍の上官、命じられても「怖いよ〜」とへっぴり腰で戦うような軍隊や警察の存在意義について驚いているのですが、今では驚く方が異常でしょうか?
多くの国民の生命健康を守るためにちょっとしたリスクも拒否するような兵士・・あるいは僅かな危険にさらすことすらを命じられないような上官・軍隊など存在意義があるのでしょうか?
今回冷却用の海水注入をどうしてもっと早くからやらないのか、爆発するまで何故手を拱いていたのかの疑問を持っている人が多い筈です。
爆発してからだから危険が多く、しかも効果が限られていて、ついには注入自体ができなくなってしまったのす。
海水注入をすれば良いのが分っていたが、注入すると原発は永久に使えなくなるのを恐れていたのでしょうが、時間の経過で爆発するのが分っているのに爆発する前に「オレがその批判を受ける」と思い切って注入を決断出来る人材がいないので爆発まで放置していたのです。
少しでもリスクのある決断を出来る人材がいない・・・・停電事故の発生段階で冷却出来ないで放置していれば過熱するのが分っていたのに爆発するまで海水注入を決断することが出来ない決断力のなさ・・次の大きな事態発生までリスクのある対処方法をとれないで対処方法を繰り返し小出しにして行くことが次々と事故を大きくして行った原因です。
3月15〜16日に書いたように計画停電による大混乱も関係者がすべての分野で少しのリスクも取りたがらない体質が大混乱を招いているのです。
自衛隊の存在意義に戻しますと軍隊・兵士は、国民を守るために自分の命を的にして戦うためにあるんだとばかり思っていました。(考えが古いかな?)
日本の軍隊は、自分が安全なときだけ戦う・・少しでも怪我をするリスクがある時には戦わない・・自分よりも相手が圧倒的に弱いときだけ戦うために存在しているのでしょうか?
あるいは、相手をやっつける快感のあるときは自分の命の危険を顧みないが、相手をやっつけるのではなく、危険な場所に飛び込んで行って揺るんだネジを締めて大爆発を直前で食い止めることや、あるいは今回のように普通の人よりも多くの放射能を浴びてでも、大事故を防いで国家や背後の国民の危険を除去するようなことには僅かなリスクも負いたくないと言う価値観の違いでしょうか?
自衛隊・国防軍と言うのは、誰から何を守る団体だったかの疑問です。
敵の軍隊と戦うだけで国民の敵全部に対応するのではない・・放射能や地震から国民を守る義務まではないと言えばそれまでかもしれません。
目的別だと言うのでしょうが、今時外国の軍隊がマトモに攻めてくることは滅多にないのですから、今回のように原子力の危機・・ひいては多くの国民の生命安全が脅かされている時に決死の覚悟で防衛する別の軍隊が必要です。
本来背後の家族や国民を守るために自分の生命の危険を顧みないと言う点では共通な筈ですが、今回の行動を見ていると、相手をやっつける可能性のあるときは快感があるので危険を恐れないが、放射能と言う大敵を鎮圧するために命を落とすどころかちょっとした放射能を浴びるのもいやと言うことになります。
そうなると軍隊に入る人・・職業軍人は、やっつける相手・・人間がいないとリスクを負えないと言うことですから、単に喧嘩好き・乱暴な素質を利用して愛国心のためと美化して税金で食っているだけになります。
仙石前官房長官が自衛隊を「暴力装置」と国会で発言して物議をかもしましたが、国民を守るためなら命を惜しまないのではなく、単に人間を相手にするときだけ・・平たく言えば喧嘩するなら命を惜しまないと言うだけでは、暴力団あるいは暴力団の用心棒と変わりません。

原子力発電のリスク

今回の福島第1原子力発電所の危機に関しては、国民すべてが文字通り固唾をのんでいるところですが、関係者の懸命の努力にも拘らず、刻々と新たな被害の進行が進んでいます。
次々と出てくる新たな展開によくもまあこんなに次々と問題が起きるものだと思うと同時に、関係者が背後の国民・国家のために自らの危険を顧みず献身的努力を続けてくれていることに敬意を表さずにはいられません。
私個人のことでこのような事態に巻き込まれた場合を想像すると、これほど次々と不具合が発生すると「もう駄目じゃないか」とくじけてしまいそうな感じですが、彼ら関係者は背後にいる多くの国民生命・安全の危機・国土の荒廃がかかっているので、そんなことは言ってられない意気込みで出来ることは何でもしようとする姿勢で頑張ってくれているのだと思います。
今回の大地震については地震による揺れ自体の被害は原発に限らず民家でも大したことがない・・今ではどこでも耐震構造になっているので、よほど古い家は別として地震だけで家が壊れるようなことは殆どないようですが、今回の大被害は津波の被害によるものが中心です。
原発の場合も何重もの安全対策は地震による揺れに対してのみ用意していて、津波被害を全く想定していなかったことが今回の大事故発生の要因です。
後からの批判は簡単ですから言い難いことですが、海の近くに設置していてしかもこの数十年ちょっとした地震のたびに津波があるかないかなど気象庁がしょっ中放送していたのにですから、原発の方で津波被害を全く想定していなかったとすれば、理解不能な楽観主義の集団だったと言えます。
海に近ければ津波被害は避けられないかと言うとそうではありません。
我が国は海に接近している山が多いのでいくらでも高台がありますが、高台に設置すると冷却用海水の取水能力・・例えば30メートルも揚力するには大変な機器やパイプが必要で、これの破損のリスクがあります。
地盤全体を高くするよりは原子力機器の周辺を高さ30メートルほど厚さ10メートルほどの頑丈なコンクリートの塀で囲っておくのが一番コストのかからない方法です。
(周辺では・あるいは激甚被害のあったであった三陸地方でも)普通のビルでも窓が破れているくらいでビル自体が津波で倒壊していません)
この方法の場合津波以外の想定外のリスクがあった場合、同じ場所にあるので一緒に被害を受けることは今回と同じです。
想定外(何があるか分らないことが起きるのがリスク管理であるとすれば)の被害を避けるには、バックアップ体制の工夫が必要です。
同じ場所にいくつ補完機器をおいていても、想定外の現象に対する同時被害を避けられないので少なくとも環境の違うところ・・高低差を設けたり、地盤の違うところに設置する外、即応出来る程度の30〜40km前後の距離を置いてバックアップ機器を用意しておけば今回のような事故に即応出来た筈です。
その場合、道路寸断にも備えて、いくつものルートも用意してく必要があるでしょう。
話によれば、事故の基本・始まりは自家発電機器が冠水してしまって使えなくなったことですが、臨時に持って来た機器では電源やパイプの繋ぎ方などうまく合わなかった大変な作業だともっともらしく言うのですが、(現場の努力に関しては多とするのですが・・)始めから予備機器を用意しておけばそうした問題も前もって解決しておけた・・つなぎ口を一定にしてカチット差し込めば終わるようにしておけるのです。
そもそも自家発電電力の場合、遠くに設置しておいても電線さえ繋げば良いのですから、大規模な機器の輸送すら不要で大したコストではありません。
思いつきに過ぎませんので実施には詳細な詰めがいるとしても、それほどコストのかかることではないにも拘らず、準備がなかったのはこうした発想・議論が全くなかったと言うことでしょう。
「備えあれば憂いなし」・・の格言の通りですし、この逆に「備えなければ大慌て」となるのは当然です。
大慌てで一生懸命やっている姿をみると、頭が下がる・・尊いように見えますが、それは現場の人たちがよく頑張っている・・尊いだけで計画立案すべき首脳陣の責任発想の貧弱責任は大きいのではないでしょうか?
原子力のようにひとたびことが起きると国家の存亡に拘るような大事故になるのですから、こうした意見が仮にあれば無視されなかった筈です。
予備の機器を環境の違うところに何種類か用意しておく気持ち・・意見がこれまで全く起きなかったのかも、不思議です。
私がいろんな委員会に行って思うのは、いつも金太郎あめみたいな決まりきった意見を言う人が幅を利かしていて、議論はその精密化の方向が多いのです。
私のような変わった意見を言うと変な顔をして受け入れて貰えない・・雑駁すぎるからでもありますが・・・ことです。
決まりきった誰でも受け入れるような意見を言う人ばかり集まって、その精密化・・・これが日本人の得意とするところです・・を10人〜15人集まって議論しているのは、言うならば下位の技術屋集団に過ぎません。
こういう委員会が多すぎるから、津波被害を考える必要がないのかの質問すら誰からも出ない結果になっていたのではないでしょうか。
いろんな委員会の人材構成を変えて風変わりな人も入れるようにして行かないと、日本はいろんな方面で対応出来なくなってしまう・・国家の基本的な運営を発想の豊かな他国の人材に委ねて下請けしか出来ないことになりませんか?
芸術家もそうですが岡本太郎のような人材が少なく、精密化の腕を競っているような芸術家が多すぎませんか?

東日本大規模地震3(千葉の場合)

一般論を別にして今回地震と津波による千葉の被害を少し紹介しておきましょう。
全国版では千葉の被害はマイナーな被害になるので殆ど報道されていませんが、この一連の大地震の一つとして千葉でも銚子と鹿島の沖合を震源とする地震が次々と発生していますし、津波も九十九里浜方面に押し寄せています。
テレビ等に出ない地域でも・・旭市の飯岡ばかりではなく大分南の東金辺りでも津波にあったらしいです。
月曜日午前10時に事務所来所約束の依頼者と打ち合わせの途中で、ふと気がついてあなたのお姉さんの家は海岸に近いと聞いていたがどうでしたと聞いてみました。
その姉をテーマにした相談だったからです。
聞いてみると相談者の家はもっと奥ですが、姉の家は九十九里浜の海岸から300メートルのところにあるらしく、その辺までは津波が来たそうです。
どこの海岸でも同じでしょうが、砂浜がある程度陸に向かって高くなっていてその終わりに九十九里の場合、堤防みたいな道路が走っています。
一回目の津波はこの堤防で戻って行ったらしいですが、追っかけて来た第2波とこれが合流してもっと高い津波となってこの堤防を乗り越えてはって来たそうです。
ただく九十九里浜では原則として防砂林が何百メートル単位幅で植えられているのでこれで波の勢いが弱まって、姉の家の当たりまで押し寄せてらしいのですが、ひたひたと来る勢いであったので家が流されるような被害がなく、みんな今は後片付けで忙しいだけとのことでした。
浸水は川沿いに入ってくる分もあったようで、川沿いの地域は大変だったらしいですが、その人としては直接的な経験ではないらしく抽象的な話でした。
ただ、相談者の姉の家の直前までは少し低い土地なので、土手を超えて入って来た水が引かないのでそこではまだ浸水したままになっているそうです。
私は千葉で何万世帯の停電と報道されているのを見るとどこの話かよく分っていなかったのですが、事務所のすぐ近く・・車で1時間以内の場所から朝1番で予定通りに相談に来た人の生活空間で被災しているのには本当に驚きました。
上記のとおりの被災が普通の時にあれば大騒ぎですが、この大地震にとっては被害が少ない方ですので、マスコミ報道から漏れているのです。
計画停電の話になりましたが、その地域では当然のことながら地震以降停電したままらしく、朝トイレに行って便座が冷たくてびっくりしたと経験談を語ってくれました。
千葉市内の埋め立て地には、マンション群が立地していますが、(震度5の地震が短時間に繰り返し襲ってきましたので)いわゆる液状化現象で水道管が破裂して断水事故に見舞われていました。
千葉市内よりは大規模に高層マンションの林立する浦安(デズニーランドのあるところです)では、大変なことになっていて激甚災害認定を申請したいくらいの大被害らしいです。
千葉では、その他にコスモ石油の爆発炎上などの被害がありますが、(昨日は火曜日で仕事開始2日目ですが昨日来た人は松島近くの多賀城出身とのことですし、毎日のようにそれなりの関連のある人が来ますが・・)今のところ身近な関係者がまだ来ていないので、報道以外の具体的な話は知りません。
電車運行停止の被害は昨日書いた通りですが、私のような意見が多かったのか昨日は電車がかなり動くようになりました。
出来る範囲で出来ることをすると言う気概が鉄道関係者に乏しかったのではないでしょうか?
あるいは政府の姿勢・・産業の復興・維持よりは民生重視の民主党の姿勢が問題だったかもしれません。
ちなみに私の事務所に関しては、自宅から歩いて行ける距離ですので自分が鉄道運休の被害にあったので文句行っているのではありません。
私の事務所では途中で停電すればそのときのこととして、(パソコンが使えなくとも記録を読んだりすることはいくらでもあります)月曜日から仕事を始めていますが、幸い事務所のある地域は計画停電の対象外になっているようです。
自分の被害で起こっているのではなく、100出来ることを確実性のある80しかしない、80出来ることを60しかないと言う繰り返しでは日本経済が駄目になってしまうことを恐れているのです。
実際こうした月曜日の社会全体の動きを見て火曜日には株が暴落しました。
これは地震自体の被害に対するものよりも国民がこれを理由にサボタージュを始めたことに対する冷静な批判の結果と言うべきです。
食品であれ、燃料であれ、生産力から見て関東圏の食料がなくなるわけがないのに入荷しなくなっている・・作っても売れなかったらどうする・・仕入れても売れなかったらどうすると言う安全思考ばかりが先行して縮小再生産に陥っているからです。
これを見れば株価が暴落するのは当然です。    

東日本大規模地震3(千葉の場合)

一般論を別にして今回地震と津波による千葉の被害を少し紹介しておきましょう。
全国版では千葉の被害はマイナーな被害になるので殆ど報道されていませんが、この一連の大地震の一つとして千葉でも銚子と鹿島の沖合を震源とする地震が発生していますし、津波も九十九里浜方面に押し寄せています。
テレビ等に出ない地域でも・・旭市の飯岡ばかりではなく大分南の東金辺りでも津波にあったらしいです。
月曜日午前10時に事務所来所約束の依頼者と打ち合わせの途中で、ふと気がついてあなたのお姉さんの家は海岸に近いと聞いていたがどうでしたと聞いてみました。
その姉をテーマにした相談だったからです。
聞いてみると相談者の家はもっと奥ですが、姉の家は九十九里浜の海岸から300メートルのところにあるらしく、その辺までは津波が来たそうです。
どこの海岸でも同じでしょうが、砂浜がある程度陸に向かって高くなっていてその終わりに九十九里の場合、堤防みたいな道路が走っています。
一回目の津波はこの堤防で戻って行ったらしいですが、追っかけて来た第2波とこれが合流してもっと高い津波となってこの堤防を乗り越えてはいって来たそうです。
ただ九十九里浜では原則として防砂林が何百メートル単位幅で植えられているのでこれで波の勢いが弱まって、相談者の姉の家の当たりまで押し寄せてらしいのですが、ひたひたと来る勢いであったので家が流されるような被害がなく、みんな今は後片付けで忙しいだけとのことでした。
浸水は川沿いに入ってくる分もあったようで、川沿いの地域は大変だったらしいですが、その人としては直接的な経験ではないらしく抽象的な話でした。
ただ、相談者の姉の家の直前までは少し低い土地なので、土手を超えて入って来た水が引かないのでそこではまだ浸水したままになっているそうです。
私は千葉で何万世帯の停電と報道されているのを見ると県内のどこで何が起こっているのかよく分っていなかったのですが、事務所のすぐ近く・・車で1時間以内の場所から朝1番で予定通りに相談に来た人の生活空間で被災しているのには本当に驚きました。
上記のとおりの被災が普通の時にあれば大騒ぎですが、この大地震にとっては被害が少ない方ですので、マスコミ報道から漏れているのです。
次に計画停電の話になりましたが、その地域では当然のことながら地震以降停電したままらしく、朝トイレに行って便座が冷たくてびっくりしたと経験談を語ってくれました。
千葉市内の埋め立て地には、マンション群が立地していますが、(震度5前後の地震が短時間に繰り返し襲ってきましたので)いわゆる液状化現象で水道管が破裂して断水事故に見舞われていました。
千葉では、その他にコスモ石油の爆発炎上などの被害がありますが、(昨日は火曜日で仕事開始2日目ですが昨日来た人は松島近くの多賀の城出身とのことですし、毎日のようにそれなりの関連のある人が来ますが・・)今のところ身近な関係者がまだ来ていないので、報道以外の具体的な話は知りません。
電車運行停止の被害は昨日書いた通りですが、私のような意見が多かったのか昨日は電車がかなり動くようになりました。
出来る範囲で出来ることをすると言う気概が鉄道関係者に乏しかったのではないでしょうか?
あるいは政府の姿勢・・産業の復興・維持よりは民生重視の民主党の姿勢が問題だったかもしれません。
ちなみに私の事務所に関しては、自宅から歩いて行ける距離ですので自分が鉄道運休の被害にあったので文句行っているのではありません。
私の事務所では途中で停電すればそのときのこととして、(パソコンが使えなくとも記録を読んだりすることはいくらでもあります)月曜日から仕事を始めていますが、幸い事務所のある地域は計画停電の対象外になっているようです。
自分の被害で起こっているのではなく、100出来ることを確実性のある80しかしない、80出来ることを60しかないと言う繰り返しでは日本経済が駄目になってしまうことを恐れているのです。
実際こうした月曜日の社会全体の動きを見て火曜日には株が暴落しました。
これは地震自体の被害に対するものよりも国民がこれを理由にサボタージュを始めたことに対する冷静な批判の結果と言うべきです。
食品であれ、燃料であれ、生産力から見て関東圏の食料がなくなるわけがないのに入荷しなくなっている・・作っても売れなかったらどうする・・仕入れても売れなかったらどうすると言う安全思考ばかりが先行して縮小再生産に陥っているからです。
これを見れば株価が暴落するのは当然です。  

東日本大規模地震1

 

(1)大地震被災者へのお見舞い
今回の大規模被災後、津波前の市街地が池や海あるいは干潟のようなってしまった惨状を見ると敗戦後の東京等大都市が焼け野が原になった写真よりもひどい状況で、言葉も出ない状態です。
しかもこの惨状が海岸線約200kmに及ぶのですから、その救援と言っても容易ではありません。
九死に一生の難を逃れた被災者の方々の肉親や身近かな人を失った悲しみだけでも想像に絶するものがあります。
根こそぎ流された状況から見ると自営業者だけではなく、勤務先であったであろう地元の事業所までなくなってしまい、被災者のほとんどが生活の全手段を失っていると思われるので、(私の家族も私が赤ちゃんの頃に東京大空襲で焼けだされました)緊急事態が終わった後には居住地の変更や職種転換を含めて大変な苦難が待ち構えていることを考えると、もしもこれが自分であったなら・・と想像するだけでもくじけそうな気になるのは私だけではないでしょう。
しかし、敗戦時と違って列島全部で見れば大多数の地域が被害を全く受けていないうえに、国力は敗戦時の比ではありませんから、国全体での助け合いの精神・工夫次第となります。
被害に遭われた人々と心を一つにして、文字通り同胞(おなじはらから)としての心で、彼らの再起にみんなで暖かく息長く協力して行きたいものです。
彼らの居住空間の復活とその後の息長い職種転換を援助する方策の充実・・それには国民の多くが支援する心を維持して行く必要があるでしょう。

(2)大地震後の当事務所の執務体制についてのお知らせ

事務所自体は、書類等が散乱したリ食器類がほぼ全部壊れた被害程度で今回の地震によって特段の被害を受けておりませんので、通常通りの執務を予定しております。(当面お茶を出せませんのであしからず)
しかしながら、計画停電等が実施される運びになっているなど、インフラ面での制約がいろんな方面で生じることが予想されるために、(さしあたりお弁当が配達されるかも分らないし・・外食産業もどうなるやら)月曜日(本日)以降、場合によっては予定が変更になることもあり得ますので、当面は予め電話確認等の励行をお願いします。
また、当事務所が一定時期までに行うべき事務処理が少し遅れる場合もあり得ることをご了承下さるようにお願いします。
ちなみに3月14日・月曜日の事務所の停電予定時間を調べると事務所付近では停電計画がないようですのでご安心下さい。
(毎日予定が変更されるようです)
計画停電時間帯はネットどころか電話もファックスも繋がらないことになるのかな?
真っ暗闇での仕事もできないのでみんな早く家に帰れて身体には良いのですが、(街灯がついていないので真っ暗な道を歩いて帰るのかも・・いろんなことが未体験ので想像がつきませんが)せっかく早く帰っても家の中が真っ暗でお風呂にも入れない(ガスがリモコン・電気で点火する仕組みですから)とは驚きです。
私の自宅の場合、4時間近くもテレビもなければ新聞も読めない暖房もない真っ暗な生活は今のところ想像を絶しています。
今の生活は電気に何もかも頼っているのが分ります。
電気のない体育館で避難している人たちは大変だと思っていましたが、思いがけないお裾分け・・共感の時間が与えられたのは、天の配剤でしょうか?