中韓接近4

韓国は勿論謝る気持ちなどないので、謝らない限り日本が援助しないとなれば、アメリカに訴える→それでも援助しないならば、「中国の属国化するがそれで良いか」と迫っているのが目に見えています。
・・・・これが北朝鮮同様にいつも相手を脅して果実を得る朝鮮族得意の瀬戸際外交手段でしょう。
李氏朝鮮時代の属国に戻る方が韓国民には居心地が良いのでしょうから、こうした志向を持っている韓国が日本に謝るよりも中国の援助を受ける方がマシという選択をすることは十分考えられていたし、民族感情からして合理的でしょう。
(昨日のマスコミ発表前からこの予測の下で,中韓接近シリーズを書いてきました)
日本はロクな信義のない朝鮮族を無理して引き止める必要はありません。
日本にとって韓国や北朝鮮が、アメリカ陣営に留まろうと中国の属国になろうと大差ないどころか、切り離した方が便利です。
どうぞ中国の属国に戻って下さいと放っておけば良いことです。
韓国を切り離して経済は大丈夫かと心配する向きがあるでしょうが、今でも日本は中国に大きく投資しているし貿易しているように韓国が中国の一部あるいは与国になっても、それ自体で直ちにどうなるものではありません。
今でも両国は既に目一杯反日教育や政策をとっているのですが、日本は中国や韓国に大きく投資しているし貿易しているように、韓国が中国の一部あるいは与国になったからと言って今更一体化して反日攻勢して来てもどうなるものではありません。
この後で同盟の意味を書いて行きますが、要は国力次第・・経済戦争においては優秀な製品を作れるかどうか相手が必要としているかどうか次第になります。
どんなに反日教育していても韓国は日本の高度部品をボイコット出来ないことから明らかなように、全ての分野で能力次第になるのであって相手が一体化してもこの法則は変えられません。
日本としては、どことどこが組もうとも中韓に真似出来ない高度製品の技術を磨いて行くしかないと言うことです。
考えてみれば、日清日露の両戦争は朝鮮半島の清朝からの独立、その次はロシアから独立させてやるために戦ったようなもので,その結果恨みばかりですから韓国のために何かと骨折るのはバカバカしいことです。
周辺にいつも難癖ばかりつけているのは、まだまだ独立経営能力のない民族だった・・日本が清朝やロシアの支配下から、無理に独立させたのが間違いであった・・ことの証左です。
アメリカも本音では、韓国が中国へジリジリとすり寄っている現状を(韓国人の本音でしょうから)仕方がないと見ているフシがあります。
アメリカは自分が何も出さないで済むならば、日本を使えるだけ使って韓国を1年でも2年でも少しでも自陣営に引き止めて損がないと言う程度に考えているのでしょうが、アメリカや韓国に日本が良いように使われるのはいい加減にお断りすべきです。
北朝鮮も南の韓国も自陣営に引き止めていると、却って手こずるばかりで大変な民族であることは中国も実は充分経験済みで、最近では北朝鮮を突き放す動きが中国で目立ってきました。
中国は実は北朝鮮の面倒臭さにうんざりしてここ数年突き放そうとしていながら、同一民族である韓国に対してこれ以上に金を出してまで自陣営に引き込むのは、合理的に考えれば乗り気ではないことが明らかです。
ただ、外資流入減少を筆頭に中国政府は内部矛盾が激しくなってにっちもさっちもいかなくなりつつあります。
局面打開のためには、長期的にはマイナスになっても見た目の成果・・版図拡大の成果を、大々的に宣伝出来るのは現政権には魅力に映るでしょう。
アメリカのビッグスリーの1つクライスラーが苦し紛れにドイツ企業と合併したように、企業行動で言えば、弱体企業同士が局面打開のために企業連合や合併をするようなことがあります。

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