マスコミと民主党は真の愛国者?1

運命の皮肉と言うか悪事は続かないもので産業発展妨害運動の多くは国民の支持を受けられず、効果があったのは公害防止運動くらいでした。
国民は賢いのです。
左翼が期待するように操業をやめてしまうのではなく、両立の道・・世界一厳しい公害規制の結果公害防止技術が発達し、先端公害防止技術国家になり、結果的に良かったことになります。
核廃絶運動で周辺国が核武装しても、日本だけが永久に持てないようにする無防備国家化への運動も、賢明な日本では体をかわされて・核の平和利用とは別と言う基準が生まれ、厳しい基準で運用するようになっていました。
中ソの公害や核実験を見ないマスコミも、これを隠せなくなくなって来た・・・中国自身のひどい公害がクローズアップされる時代が来ているので、最近では公害反対運動は鳴りを潜めました。
核兵器の強迫で戦わずして日本を屈服させたい中国にとって、(中国同盟国・戦勝国として?おこぼれにあずかる日本の領土割譲や無理難題持ちかけを狙う韓国にとって)この10数年間中韓による日本への毒仕込みの焦点は、イザとなればいつでも核兵器を作れる世界先端技術を持っている日本原子力技術の停滞・陳腐化→廃絶!を究極の目的化していたように見えます。
米国の核の傘は、今でも実際には無いに等しいし(アメリカは自国が核報復を受けるリスクを冒してまで日本と中国の紛争に介入出来ないのは国際常識です)、長期的にはアメリカと中国の軍事力格差が縮小して行くことが明らかですから、なおさら実効性を失って行くことが目に見える現実です。
折柄発生した福島原発事故は、核反対運動家と中韓両国にとって小躍りして喜ぶべき千載一遇のチャンス・慶事発生と受け止めている印象でした。
福島事故に対して喜びを隠し切れない李明博大統領の数々の言動・・これを受けた韓国庶民の言動、韓国官民挙げての露骨な大はしゃぎ・・スポーツ大会にまでプラカードを持って来てはしゃいでいる滑稽さを想起すべきです。
以後、中韓政府の意を受けたマスコミ・文化人の批判焦点が・・如何にして再稼働させないか、一日でも遅らせる方法がないかに関心が集まっています。
原発は経済面起こすとパフォ−マンスばかりではなく、防衛面からも核兵器を持たないまでも、相手が核兵器で脅して来れば即対応出来る程度の潜在能力保持をどうするかの両面性が必要であることを前から書いてきました。
どんな兵器でも、兵器保持は経済面だけで見れば、マイナスに決まっています。
右翼系からみれば、マスコミ・文化人を国賊扱いですが、私はそうとは限らない・・場面によっては役に立っていると思っています。
中韓びいきのように見える文化人やマスコミは、中韓スパイを欺いて本音を早めにあらわにさせる効果・・浮き彫りにさせるべく貴重な役割を果たして来た愛国者と言えます。
御陰で日本が充分な国力を持っているし、なお米国の軍事力が卓越しているこの時期に、「日本弱し・・」何をされても要求されても唯々諾々と受入れるしかない「ふぬけ」になっていると誤解して攻勢を仕掛けて来たのは、日本にとっては早めに両国の本音を察するべきチャンス・天佑でした。
前から書いていますが、原発事故後中ロ韓3カ国が語らって一斉に軍事行動に出て来たのは特筆すべきことでした。
ロシアはイキナリ日本列島周回の空軍機を飛ばして威嚇した上で、北方領土に首相を派遣し、韓国は大統領が竹島上陸を敢行し天皇侮辱発言をして挑発し、中国は尖閣諸島への侵犯を同時に繰り返すようになりました。
漁船が体当たりして来ても民主党政権はその事実すら発表せずに隠蔽していたのですが、愛国心に駆られた、一公務員が職を賭してビデオ映像を公開したことによって国内外が騒然となりました。
マスコミ基準・民主党政権では中韓に不利な事実を明らかにすることが御法度(政治家が発言すると「失言」と称して抹殺に躍起であることを書いてきました)ですから直ちにその公務員は秘密漏洩のトガで解雇された(か、辞職せられたか、刑事立件まではさすがに出来なかったか?)と思います。
マスコミと文化人によるたぶらかし・・キツネに騙されてお風呂に入っているつもりだった国民も、この映像公開でさすがに目が覚めました・・我が国内は騒然となり、これに対抗するための政権交代が実現しました。
日本マスコミの親中韓報道の功績は、早めに?中韓両国本音の残虐さを明からさまにした功績・・相手が弱いと見れば何をして来る国民か分らない怖い国だと言う認識が身に付いたことです。
あらためて、元寇のときに侵攻軍の行なった残虐な行為を思い出したり、中国の歴史では戦争に勝てば、相手の将軍を切り刻んで食べたり、何十万単位で皆殺しにするようなことが普通であったことを想起した人が多いでしょう。
近くは、ソ連軍によるシベリや抑留の現実化が目前に迫っている恐怖を感じた人も多いでしょう。
いずれにせよ将来国力減退したときの恐怖感をたっぷり疑似体験させてくれた効果・・マスコミの警鐘・おびき出し効果が大きかったように思えます。
それまでは困っている中国や韓国を助けてやれば将来良いことがあると言う日本人の長期的関係重視の価値観・・善意で援助して来たのですが、彼らには、何の効果もないどころか仇で返して来る民族だと思った人が多いでしょう。
彼らの本音は、日本人を奴隷化したい・・気の済むまでなぶり殺しのようなことをしたいと言う本音が見えて来たのが、この数年の動きでした。
彼らが日本から援助を引き出したことには、恩義など全く感じない・・自分たちが日本人よりも狡猾であり、うまく技術を盗みマスコミ支配した成果である・・自分達の力量自慢になっているだけなのでしょうか。
言わば、日本企業が良いものを作って海外で売れて現地企業を負かしたのと、どう違うの?同じことだと言う理解ではないでしょうか?

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