政党・政治家の役割 

昨日最後に中韓庶民の劣等感・沽券意識の強さの基礎にはエリートとその他庶民の二元論があると書きました。
ちょっと話題がそれますが,いま話題の駐韓大使一時帰国問題に少し触れておきます。
反日運動も同じ・・エリート・政府間交渉で「自分たちは日本に大変な世話になっていることは良く知っている・庶民は納得しないのでこの辺で表向き納めて欲しい」と言う交渉方式で戦後ずっとやって来ました。
今回の新慰安婦像設置許可もこの二元方式で,政府は努力しているが庶民が承知しないから仕方ないと言うやり方です。
その大もとになっている庶民に対して真の歴史を教えない反日教育をどうするのかと言う問題には知らんぷりです。
古代ローマや漢王朝に選ばれ、鑑札(漢の倭の奴の国王印)を受けたものだけがエリ−トであるとする意識に日本列島の価値観が合いません。
聖徳太子の昔に戻りますと,日本人は皆対等な同胞ですから漢王朝に選ばれた特定エリートだけがブランド化し優遇される「市民」「王」扱いするやり方に馴染めなかったでしょう。
大陸との交流が起きて以降・卑弥呼などが冊封を受けるコト自体に違和感があって根付かなかった・・使いを送ると漢王朝や晋朝では,勝手に冊封した形式にしていた可能性があります・・。
これを無礼だと思っていたニッポン民族の不満が出て来て(ニッポン民族は数千年前から,八百万の神・・衆議で決めて行く社会ですから,上から任命された「王」が威張る社会ではありません・・),はっきり言うしかないとなって,聖徳太子のときに熟議の結果、こちらも日出ずるところの「天子だ」と明白に言い張ったと言うことでしょう。
聖徳太子の随の煬帝への1回目2回目の国書については,November 26, 2016に紹介しました。
これを逆に日本が身の程を弁えずに無礼な国書を送ったと言うのが定説の印象ですが,この種いわゆる自虐史観は,16年1月6日の韓国に対する大使召喚等の意思表示に対する朝日新聞などの反応にも出ています。
聖徳太子のときにも「この際はっきりさせよう」・・失礼な扱いを「いい加減にしろ」と言う意思表示だったと(素人の私の偏った意見です)解釈すべきです。
実際にその後も独立性主張を繰り返していることからみても,よく考えないで出した国書ではなく、民族性に基づいた一貫した国論だったことの証左です・・。
随崩壊後の遣唐使でも堂々と独立性を主張していてこれを唐に認めさせて日本は冊封を受けていません・結果的に全盛期の唐王朝ですらも、日本を属国として冊封出来なかった・・遠来の客としか遇せられなかったと見るべきです。
自虐史観・・専門家・文化人解説では,朝鮮と席次を争った・・だから冊封を受けていたかのように大げさに解説しています。
しかし、新羅大使は属国の使いであり,対等国日本の大使の方が上席であるのは当然の主張で、唐王朝が何とか日本を属国扱いしたい政治工作を日本の大使としては黙認することは出来ないからクニの誇り、名誉を掛けて争ったのは当然のコトです
(ただし、唐の儀礼ルールでは他所から来た客より配下になるべき冊封国の使者の席次を上にしていた・・このルール自体が対等な客との交流を知らないいまに繋がる国際性不足の民族性です・・とも言われますので・・専門外の私個人的意見です)
誇りを重んじる民族性が,中世に無礼な国書を持って来た蒙古の使者を切ったことにも繋がりますし,幕末に武士が毅然とした対応をしたことが欧米の植民地化を防げた基礎です。
今の韓国中国はこちらが礼儀上ヘリ下っているといくらでも増長・横柄になる習慣・はっきり言わないと分らないレベルの民族である・・古代から繰り返しであることがわかります。
いまの慰安婦や南京虐殺問題も同じで、日本がコトを荒立てるのは大人げないと黙っていると「弱いからだ」と誤解して際限なく増長する傾向があるのは今に始まったことではありません。
礼儀の分らない相手にははっきり言うべき・・唐時代の席次争いと同じで必要なことです・・安倍政権になって反撃を始めて〜15年末の日韓慰安婦合意を経てもなお侮る態度を棄て切れない韓国に対して,17年1月6日頃の駐韓大使一時召喚等の日本政府の意思表示になりました。
唐朝でに儀式で「無礼な席次なら席を蹴って立つ」と頑張った大伴氏と同じです。
この段階で初めて韓国が驚いているのは,そこまでしないと分らない民族性を表しています。
聖徳太子の国書に対する一般的な批判の現在版繰り返し・・中韓の立場で,「日本がそんなことをしていいのか」「そんなことより話し合い」をすべきだと言う論調が当初マスコミ発表の記憶です。
この種印象を必死になって拡散していたのが朝日、毎日系マスコミでしたし,民進党の主張であったような記憶ですが、・・いま引用するためにみ直すと,何故か民進党の意見がデータに出なくなっているのでいまは不明・・記憶違いかも知れません。
朝日ニュースではアメリカ副大統領が如何にも制裁に反対しているかのように,「円満解決望む」意見であるかのような(これも見出しと違い推測しているだけのような狡い書き方)大見出しで印象操作していましたが、今になるとこれもどこかへ行ってしまい検索で出て来ません。
1月6日発表の政府対韓4項目通告に対するマスコミの印象的(はっきり主張出来ない?)記事の多くは,非武装平和論の蒸し返しと同じで「際限なく謝っていればどのような解決がある」かの展望もなく・・「ひたすら謝り続けろ・誠意を示すべき・・と言わんかのような印象だったのですが、余程抗議メール等があったからか今検索しようとすると全く出なくなりました。
いまネットニュースに残っているのは石破氏の「感情的対応は良くない」と言う記事だけで「民進党意見」でグーグル検索しても民進党の意見としては全く出なくなっています。
天下の政党が国家的重大決定に対する公式意見を出さない・・出せない・または一旦出したのを消したままで新たな意見を出せないのでは政党の存在意義がありません。
ちなみに個人意見ならあるのかと思って「大使召還蓮舫」でも何も出ません。
唯一見つかった石破氏の記事からの引用です。
http://www.asahi.com/articles/ASK1673XPK16UTFK014.html記載の石破氏発言要旨は以下のとおりです。
少女像「感情のエスカレートはよくない」 自民・石破氏
「日韓の断層は深いという感じを持つ。お互いに感情がエスカレートしていくのは決して良いことではない。どういう収め方にしていくか、見ながらやっていかなければいけない。この地域の平和と安定のために何が一番良いのか、北朝鮮を利することがないためにどうすればいいのか、政府でよくよく考えておられることだと思う。」
上記を見ると朝日らしい印象づけ記事で,見出し記事とはニュアンスが大分違うと言えば違いますが,次の総理を狙うべき政治家として慎重に選んだ結果の言葉としては,朝日の見出しが全くのすり替えとは言い切れません。
「お互いに感情がエスカレートしていくのは・・」と言う表現は、如何にも日本政府が感情的に対応していると言う批判的印象が強い表現です。
石破氏は自分のブログではないのでどんなに抗議があっても自分では消せないので残っているのでしょうが,4項目対応を感情的対応と見るべきか・・慎重に時期を選んだ安倍総理の冷静沈着な対応と見るべきか評価は一応分かれるべきでしょう。
石破氏は国防の専門家と言うマスコミの触れ込み・宣伝でしたが,元々国防について何が優れているのか全く知りませんでしたが、大使召還事件こそが国防最前線のテーマです・・。
国家間の争いを避けるのが国防政策ですが,大使一時帰国・・席を蹴って立つ行為は国家間紛争開始の第一段階です。
相手が踏み込んで来たときにどの時点で踏みとどまって言うべきこと言うべきか,毅然と自己主張すべきかの判断出来ないで「ずるずる後退する」しかないのでは,何があっても非武装平和論・・「相手に妻子が殺されても話せば分る」と言い続けるのと同じで,国防専門家とは言わないのではないでしょうか?
「石破氏が感情対立はよくない」と言うならば,「ここでは断固たる意思表示するのはまだ早い・次のこの段階まで待つべきである」と言う具体的戦略まで表明すべき・・もしかしたら発言しているのにマスコミで伝わらないだけかも知れませんが・・。
もしかしたらもしも具体的意見がなく,マスコミ受けするイメージだけで,「感情対立を避けるべき」と言う(実務政治家らしからぬ)文字どおりの感情論だとすれば・・次の政権取りの可能性を自ら潰した可能性があります。
政治家は国民関心事の高い順に意思表示すべきです。
この連休中に町内会の新年会に行くと多くの政治家が挨拶しました・・しかし地元政治家が具体的政権を披瀝せずに次の選挙ではよろしくと言うだけでは意味がありません・・自分はこの点に力を入れたいと言うメッセージがあってこそ直接聞いた甲斐があると言うものです。
国防は票にならないと言うのは,利益誘導だけを基準にした国民をバカにした意見であって,むしろ対中韓対応その他ホットなテーマに関する具体的意見次第で投票を決めたいと思う人の方が多いのではないでしょうか?
またこれを知っているから,民進党は本音を言えないで黙ってしまったし、マスコミは頻りに国防は票にならないと宣伝しているのだと思います。
政党や政治家がいま最新の政治的大ニュースについて何の意見も示せないのでは,政党・政治家と言えるのかの疑問があります。

政治家・マスコミと国民意識との乖離4

政治家に韓国人等が近づいて来てその内一緒に食事したりゴルフすると、後でおねだりを聞かないと、その写真をマスコミにバラされたりするリスクもあります。
多くの政治家は中国や韓国の言うことを聞かないと自分と癒着していた過去をマスコミにバラすと脅されると政治生命が絶たれるので言うことを聞くしかなくなるようになります。
国を守るためにはまず自分の身辺から注意して行かないと、いくらでも落とし穴が仕掛けられているのには驚きます。
(マスコミ自体にCIAや中韓の息のかかった人材がゴマンと入っていますので、ある日突然火がついたように大騒ぎにさせるのはCIAや中韓にとっては意のままです)
中韓によるマスコミ浸透が始まる前のアメリカ支配中心の時代には、親米政治家があるとき米国の利害に反する意見を言い始めるとマスコミを通じて汚職等をバラされて、失脚するのが定石でした。
(汚職や便宜供与を働きかけていた組織が、バラス方に回るのですから証拠はいくらでもあります)
正確な統計がないでしょうから憶測に過ぎないかも知れませんが、自衛官若手幹部の結婚相手として上海等で紹介する仕組みがあって、(多分旅費等をどこかが持つ仕組み・・)自衛隊の若手幹部候補生のかなりの人がしょっ中中国を訪問して中国人女性と結婚するシステムが出来上がっているとネットでは言われています。
政治家の場合も中韓両国のハニートラップその他の罠にかかっている人が多いと言われていますが、公務員のように自殺者が出ないのは愛国心が低いからではなく、役人のようにモロに極秘情報を要求される関係ではないからです。
政治家は知らず知らずのうちに政策決定に対する影響力を受けているのですから、彼ら自身洗脳されていて、中韓の言うことが正しい・・何が何でも中韓と仲良くすべきだ、まず謝った方が良い・・ドンドン技術援助するのが日本の利益だという主張をすることを中韓の利益のために主張しているという意識がなく,(ウインウインの関係になると頻りに言います)心底から愛国心に基づくと信じているからでしょう。
マスコミ論調もこの一点張りです。
中韓とは関係ないですが、ハニートラップの逆バリで,最近女性検察事務官が内縁関係の男の要望でヤクザ関係に検察情報を漏らしていたとして事件になっていました。
最近アメリカでメデア王と言われていた、マードック氏が何回目かの結婚相手が中国のスパイだったとして離婚になって世界中で報道されていた事件があります。
性関係を通じた関係は法規制に馴染み難いのですが、逆に一旦関係が生じると影響力は半端ではありません。
昔から政略結婚が重視されて来た所以です。
マスコミの殆ど・・ひいてはマスコミに出る学者がCIAや韓国や中国の出先機関みたいになっているようだと(真偽は別として)ネットでは言われています。
このようにいろいろな手練手管を使って、CIAや韓国や中国は日本政界とマスコミに影響力を行使して来たように見えます。
国民一般は数が多過ぎてこうした個別の買収対象にならないので、(教育政策やマスコミ利用による洗脳による外は)買収や特殊利権に関係なく国益を考えられる健全な点では、アメリカ国民同様です。
特定スポンサーの意向によって、国民を特定の方向へ誘導しようとするマスコミの性質は経営がスポンサーに頼る以上は仕方がないでしょう。
先日旅行して来たのですが,旅先のホテルで見るテレビ(私は旅行中しかテレビを見ないので・・)の色彩・表現感覚に驚きました。
テレビ番組の色彩感覚が日本人の好むシックな色調からギラギラ感・・が強くなって来たのは、パチンコ業界のスポンサー比率が上がって来た結果ではないかと思われます。
新聞テレビ等マスコミによる中韓両国を持ち上げて日本批判を繰り返す報道がひど過ぎたことから,次第にマトモな人がテレビを見なくなった結果マトモなスポンサーにとって広告効果が下がりスポンサーからドンドン下りるようになりました。
その結果、マスコミ業界はパチンコに代表される在日系企業のスポンサーに頼るようになって来たようですから、内容がパチンコ屋や在日系の好みに合わすようになって行きます。
テレビ内容がいよいよ韓国中国系の気に入る内容になる・・まず色彩感覚や表現傾向全ての分野で「ガラが悪くなる一方」に変わり始めたように見えます。

政治家・マスコミと国民意識との乖離3

今年、習近平主席のアメリカ訪問時に提案したとされる「太平洋支配を二分しよう」という中国の唐突・露骨な提案は、西太平洋では自分が警察官役を果たしたいという提案ですが、アメリカを遠くへ追いやって対日攻撃戦に介入させない・・あるいは関心を薄れさせようとする長期戦略とも読めますし,日本潰しの米中密約があるのを,これを敢えて中国政府がリークしたとも読めます。
中国にとっては通常兵器で、日本の軍事力を凌げるようになりさえすれば、直ぐにも日本侵略・占領行動を開始したいのでしょう。
海軍力や空軍の戦闘能力で如何に日本軍が優勢でも,中国が航空母艦の運用を軌道に乗せればこれまで書いているように遠隔地では航空母艦のある方が圧倒的に有利ですので、日本は離島の防衛が出来なくなります。
航空母艦のない海空軍力は,鉄砲の時代が来たのに騎馬戦力や刀槍戦力の優秀さを自慢しているようなことになります。
ところで、中国は日本を仮想敵国視どころか、日中戦争の仕返しをしたい・・結局は占領後は今のチベットやウイグル族に対するより以上に法風感情がるのでやりたい放題出来る隷属的地位にしたいの宿望を隠そうともしていません。
とは言うものの,中国の反日暴動・侵略熱は、政府が煽っているだけであって,国民の意識に裏打ちされていないことは,政府が煽らないと直ぐに潮が引くように収まることからも明らかです。
この辺が根っから精神異常状態になっている韓国との違いですが、中国でも反日教育が長引いて幼児期から刷り込まれてしまうと韓国と同じようなことになり兼ねません。
ただ、復讐熱・・意欲に関しては韓国と共通しているので、数十年前から韓国とこの方面ではスクラムを組んでいる様子です。
中国はイギリスが海賊行為によって世界に覇を唱えたように、19世紀まで主流であった欧米型弱肉強食の論理にまだ固執している様子ですから,日本にとっては危険な国です。
言わば隣に暴力団員が住んでいるような感じになります。
暴力団員が暴れれば問答無用で警察が来てくれますが、アメリカは相手の言い分を聞かないとどうのこうのと言って簡単には出動してくれないので、警察官役としては頼りないところが隣に暴力団員住んでいるよりも危険な状態です。
21世紀では、道義に裏打ちされない剥き出しの武力による支配拡大思想は、暴力団の縄張り拡張意識論理と言うべきで国際的支持を受けられませんが、占領さえしてしまえばアメリカ話し合いしなさいというだけですから,国際支持などなくても良い・・実力さえ上回れば実行して・・占領してしまえば良いと言うのが中韓両国のたち位置です。
フィリッピンと係争が始まった南沙諸島では、簡単に中国海軍の占領が始まり既成事実化しています。
とは言うものの,19世紀型の強盗的行為をするには、まだアメリカの戦力が怖いので、アメリカの理解を得たいし、米軍の日本駐留が邪魔です。
日本侵略の下準備として沖縄その他での在日米軍駐留反対の反米行動の煽動に躍起ですし,韓国と共に国際反日世論の形成に熱心です。
他方で国際連合の敵国条項=日本がそのまま残っている・・安保理の決議なしに敵国はいつ攻撃占領しても良いという論理を盛んに宣伝しています。
ここで、2013/09/14「政治家・マスコミと国民意識との乖離1」から始めている対中国無償援助継続の意義に戻ります。
日本侵略の意図を事実上公言し鋭意準備している中国に対して、なお無償の経済援助を継続する・・不合理な援助継続の裏に何があるのでしょうか?
もしも、援助の見返りに政治家を含む政府要人が中国や韓国からバックマージン・性関係(ハニートラップ)その他陰陽のサービスを受ける裏の関係が一度でも生じると大変です。
国内でも、何かの切っ掛けで裏社会からバックを貰ったり、無償であっても違法に便宜を図ってやると、今度はそのことで恩を感じるどころか、次に断ると過去に便宜を図ってくれたことをバラして良いのかと脅されて抜き差しならなくなって、泥沼にはまる人が多いので弁護士でもヤクザ関係には気を使います。

 政治家・マスコミと国民意識との乖離2

9月14日に書き始めていた対日侵略意図を隠さない言わば敵国であることを公言している国への無償援助継続の合理性・・国家指導者と国民意識の乖離に話題を戻します。
マスコミ人や政治家の買収その他裏から手を回すための日本批判・宣伝資金は膨大なものと思われます。
日本批判の国際世論が熟して来たら軍事侵攻するための平行準備・・軍事費増強や中国の反日主張に同調する国を作るための対外援助に忙しいとすれば、その分国内の衛生環境面、公害防止技術等に予算が回らなくなるのは当然です。
良くある陰謀論は眉唾のことが多いとしても、現在中国は世界最大の外貨準備を持ち、アフリカや東南アジア等で経済援助をしていることや武力で対日威圧をしかけている国であることは客観的事実です。
これら客観的事実を前提にすると、環境や公衆衛生向上のために無償援助を続ける必要があると言う対中援助継続に関する政府説明は、結果的に反日行動のために資金援助していることに外ならないかの疑問に対する説明になっていません。
仮に相手が最貧国であろうとも、日本侵略の意図をあらわにして軍事増強に励み対外悪宣伝にはげんでいる国に対して、(災害時の緊急食糧援助とは別として公害防止技術などは・・)民生用としても援助する選択肢はあり得ないと思いませんか?
そもそも人道用としても、巨額外貨準備を保有している国に対する無償援助は、説明がつきません。
中国による多数の船舶動員による領海侵入の継続によって対応する我が国の巡視船が足りない・・予算措置が間に合わない状況下で、その予算を削って中国へ無償援助を継続するって・・多分多くの日本人が納得しないと思います。
無償援助を継続中という事実報道すらマスコミは殆どしないし、政府説明も上記のとおり非合理なものです。
非合理・・合理的説明のつかない巨額資金が何故か中国へ流れているのであれば、その裏に、ヤミ饗応その他が絡んでいるのではないかという推測が逞しくなるのは当然の流れです。
国税を使った海外援助を透明化・合理化するためには、援助を続けることによって、誰・どう言う企業が得しているのか・・推進している政治家は、誰かを焙り出して行く必要があります。
ところで、中国の軍事費の膨張は対アメリカ侵略や対アメリカ防衛戦争目的ではあり得ません。
いくら軍備増強しても今の技術水準ではまだまだとても叶わないし、その上に、航空母艦が1〜2隻あるいは10隻就航したとしても意味がありません。
核弾頭保有国間では、通常兵器・・戦艦や飛行機の数で仮に圧倒するようになっても、相手国の占領までを目論むなど不可能です。
核兵器保有国同士ではどんなに通常兵器を多く保有しようとも侵略することは不可能・・精々相互の核抑止力しか必要がありません。
国土防衛のためだけならば、核兵器体系を奇襲攻撃から数十分守れる程度の通常兵力があれば充分であって、その瞬間さえ守れれば直後には相手に対する報復核弾頭発射可能ですから、核保有国に対して敵対国がこんな無謀な攻撃を仕掛けることは想定出来ません。
しかも核弾頭発射施設は普通の爆撃程度で破壊出来ないようになっている外に場所が固定していない・・原子力潜水艦その他移動しながら分散保有しているので、通常兵器によるゲリラ攻撃では、瞬時にすべての核兵器を無力化することは不可能です。
核保有国は自国防衛のためであれば、核兵器奪取警戒に必要な限度で通常兵力を最小限に抑えておける筈です。
「国連秩序と核兵器拡散2」Published November 16,あるいは「信義を守る世界7(名誉の重要性1)」 December 9, 2012で、核兵器を世界中の中小国に配給すれば通常兵器は最小限となり、且つ、戦争がなくなる・・平和な世界になると書いたことがあります。

中韓両政府の日本占領慾1

20年もすれば日本はなくなってしまう国だという発言報道の真偽が私には(確認手段がないので)不明としても、江沢民がアメリカ訪問時に反日演説をした時期とほぼ一致しますので、ある程度信用性があります。
仮にも事実とすれば、20年以上も前から日本の援助で開発解放を始めると同時に、中国は(そのころは親日国の皮をかぶって殲滅対象の日本から援助を受けているが・・)国力増強の暁には日本を殲滅すべき対象と狙いを定めていると外国で宣伝して歩いていたことになります。
20年上も前から日本殲滅・日本という国を地球上からなくしてしまいたいと国際社会で公言していて、そのためには、国際社会で「日本という国は悪い国だからなくなっても仕方がないよね」という世論誘導が行なわれて来ました。
そのころから南京虐殺や慰安婦問題、靖国参拝問題が大きな話題になって来たのと符節があいます。
それからちょうど20年経過したので、そのときの計画では、ここ数年は日本占領・・世界地図から日本という国名が抹消される計画が実行される予定だったことになります。
経済力では日本を20年前の計画どおりに追い越したと発表したし、(計画に合わせてGDPその他の指標を過大に発表するのが、社会主義国の特徴ですし、それが必要だった理由もこの報道が事実とすれば理解出来ます)そうとなれば侵攻をためらう理由がない・・と言う軍部からの突き上げに直面していたことになります。
マスコミの報道している軍部の突き上げが何故起きるかの説明がなかったのですが、上記のように20年前の江沢民以下の政治発言を前提にすれば、軍部がその気になって準備して来たことやデータねつ造によるGDP嵩上げ行為など全てが、2010年前後を照準にしていたことによると理解出来ます。
韓国を利用した国際的な日本の残虐非道宣伝活動にもかかわらず、「残虐な日本を民族を根絶やしにしてしまえ」と言う国際世論が意外に熟さないので、一応中国にも言い分らしきものがあるし、離島の尖閣諸島だけでも小出しに手を付けてアメリカを始めとする国際世論を見極めようとする戦略にしたのでしょう。
ここ数年慰安婦問題や南京大虐殺批判・世界規模や国内教育など激しくなって来たのはこの時期に合わせて必死になっていることと関係します。
ちょうど日本が大震災被害で国力衰退・手が回らなくなっている時期を狙って、日本包囲網を誇示するために、昨年夏にはロシア大統領の北方領土視察、韓国大統領の竹島上陸,中国による尖閣諸島への日常的領海侵犯などが同時期に一斉に始りました。
災害で弱ったときに援助するのではなく、この機会に日本を軍事占領してなくしてしまおうとする謀議に参加して国際宣伝に努めていた韓国の行動があらわになり、日本人みんなが心の底から腹を立てたのですから、今度の日韓・日中修復は簡単ではありません。
・・日本民族を奴隷化したいのが本音だといわれて怒らない人がいたらおかしいでしょう・・。
そのおかしい人・・韓国や中国が謝って来なくとも早く仲直りしろ・援助しろと言う人や政治家がまだ一杯いるのがまた不思議です。
ODAに関する政府説明のように「相手が豊かになれば日本にも良い」という論理が結びつく国々ではないことが分って来たのです。
豊かになればその力で日本を侵略したい・・日本民族を奴隷化したいと狙っているのが中韓両政府です。
竹島上陸や天皇侮辱発言の釈明として,韓国経済界との懇談の場だったかで李大統領が「今、大震災被害で日本が弱っているから・・」とチャンスに乗じた・・判断ミスではないと釈明したと報道されていました。
その報道はあまりにも日本を怒らせ過ぎると思ったのか、今では消されたのか、元々右翼のでっち上げ報道だったのか分りませんが、最近誰も評論しなくなっています。
韓国は日本海という名称をなくす運動に大分前から必死ですが、本音は日本そのものの抹殺願望を持っていることは多分間違いないでしょう。

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