10/29/08

株式相場の反転と個人の役割2

10年前の危機対策の焼き直しでは、意味がありません。

国民の多くが困っているのは、円高よりは株式の急激な下落です。

そして10年まえと違って国内には、戦うのに十分な資金が個人や企業にあるのです。

企業の財務体質は10年前とは様変わりに強靭になっているし、個人の金融資産も大きくなっているのは周知のとおりです。

あれよあれよと、手を拱いて見ている内に外人投資家の売りによって、下落基調になっただけですから、あっという間に侵略軍に国内の過半を占領されたようなもので、それで諦めずに義勇軍を編成するのと同様・・十分な国内資金でちょっと撃退する気持ちになればいいのです。

これさえ食い止めれば後はどうにかなるのです。

国民を勇気付けるためには、大した実害のない円高に対して、「もう駄目だ」などという根拠のない悲観論ばかり宣伝しないことです。

政治家に必要な資質は国民に勇気を与え、士気を鼓吹することです。

むしろピンチはチャンスでもあると円高を逆手にとって、円高を有効利用することを提案したらどうでしょうか?

(私はくり返しそういう提案をしてきました)

そこで、民衆蜂起・個人資産がたちがる方法ですが、個人・年単位で株式や債権を保有する人・・機関(年金資金など)にとっては、絶対的な底値で買わなくとも、1ヶ月、数ヶ月内に売る必要も、時価会計も関係がないので、ここ半年位はもう少し下がっても泰然として待っていて構わないのです。

かなり相場の下がった今のうちに買っておけば・・何年単位(バブル崩壊後の経験で言えば、10年以上かかりましたが・・・)でみれば、今以上に戻ると言う読みがあってもいいのです。

特に円高が原因の不況の場合、繰り返し書きますが、わが国は原材料資源の輸入国ですから半年位すれば輸入物価も比例して下がるので、交易上の不利益は均衡するので、(人件費=国内消費分も、コストが下がる理屈です・・)回復力が早いのです。

ただし、円高が繰り返し進みいつまでも均衡しないと、その間ずっと苦しいことになりますから、早く高いなら高いで安定させる方策が必要です。

今ここで、一度に買うのが怖いならば、たとえば、5000万円の資金があるとすれば、これから・・・・私の根拠のない勘では、数か月後あたりから・・毎月1000万円づつ5ヶ月買い続けて行くのも、一方法でしょう。

上記の例では、資金が500万円でも、1億円でも同じことですし、これを好みによっては、10分割にリスク分散するのでもいいでしょう。

このようにして、国民多くが立ち向かえば、たちどころに相場の流れが逆転し、買いが買いを呼ぶ展開に戻るでしょう。

株式相場が逆回転を始めれば、上昇した株式相場をバックにした豊富な資金力と、円の威力を背景に国際市場へ企業が打って出れば、海外進出も容易になり、国家百年の礎が築かれることになるでしょう。

麻生政権のように、現在と10年前では危機の内容も国力も違うのに、10年前の焼き直し・・・真似をしているようでは、縮小再生産でジリ貧です。

(過去の経験しか分からない官僚や学者頼りだから、そうなるのです)

ここは、先送りしたいだけの政権が担当するのは無理があるので、この先何年も政権を担う覚悟のある本格政権・・国民の審判を受けた政権が本格的に対応すべきです。

 



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