10/28/08

指導者の資質(個人の役割)

実力以上に売り込まれている多くの銘柄では、今が買い時ですが、そうは言っても毎日下がって行く局面では買い向かって行き難い心理になるのも事実です。

とりわけ、機関投資家・・ファンドは、時価会計の関係で日々の相場の動きが重要ですから、下がり始めると売る、上がり始めると買うという馬鹿みたいな行動・・どちらの方向へも加速することになるのです

いつもプロと素人の違いとして書くことですが、素人の発想ですと、下がったところで買い、上がったら売るのが儲けの基本ですが、プロはその逆で、下がって損をすれば売り、(時価会計や担保処分も必要になります)あがり始めると追いかけて買うと言う早耳行動です。

こうしたプロの行動様式では、人より早い競争能力が取り柄ですが、結局は後追いの程度が人より早いと言うだけが行動基準では、損するばかりですから・・・損を小さくしたいだけです・・・・投信などは、手数料ばかりかかって何にもならないことが多いのです。

プロに任せると上がる場合も下がる場合も一方向へ加速するばかりになりがちですから、・・・行き過ぎた相場の流れを止められるのは、自己資金で長期保有できる個人しかないでしょう。

幸い、日本の個人金融資産は巨額ですし、今回の金融危機でも海外投資家に比べて大きな損をこうむっている人が少ないので、こういうときこそ、個人金融資産の厚み・・存在感を活かす好機です。

いまこそ、日本人の底力を世界に示す好機です。

ピンチはチャンスでも有り、チャンスはピンチでもありますが、侵略軍に対して民衆の蜂起で立ち向かうように、ここでチャンスを活かせないと田舎者がお金を持っているだけと言うことになりかねません。

個人金融資産が多いといっても、イザと言うときに気の利いた使い方が出来ないのでは、世間の笑いもので終わる可能性があります。

円高に対して為替介入が取りざたされていますが、以前も書きましたが、既に紙幣発行量が巨大すぎるので、海の水をバケツでくみ出すようなもので、それは無理・不可能でしょう。

27日に、円の急騰に関して懸念を共有していると言う趣旨のG7の共同声明が発表されましたが、

いまどき、こんな旧式の発想に誰も関心を示さない・・市場はまったく無反応でした。

そんな無駄なお金の使い方よりは、日本国内株式の買い支えに国民一丸となって向かった方が効果はてき面ですし、みんなが幸せです。

何しろ、為替市場は世界中の資金相手に買い支えるので、数字的に無理がありますが、株の場合、東証の中だけの勝負であって、外国人の保有比率は僅かですから、彼らの売り浴びせがあっても、彼らが所持する株式はすぐに底をついてしまうのが、目に見えているのです。

この動きがあれば、売り傾向が逆流を始めて、かれらが率先して買いに参入してくるはずです。

こうしてこそ、1500兆円の個人資産の威力があるのです。

幕末の旗本八万騎同様に、1500兆円もあると豪語しながら、何にも出来ないで個人資産が毀損されて行くのをじっと見ているだけでは情けない話です。

現在の政治家に要請されているのは、役人の言うとおりにはんこを押すだけではなく、侵略軍に対する民衆蜂起の組織作り・指導力に匹敵する緊急事態に対するに指導力・・民衆をその気にさせるアッピール力が要請されているのです。

ジャンヌダルクみたいな人が出ることです。

 



関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

 


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002 - 2010 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC