10/07/08
議院内閣制の欺瞞性1 (議会と国会の違い1)
最近の総理は、(細川氏あたりからかな?)正面から受け止めて答弁していますが、20〜30年くらい前までの政治家は・・たとえば大平さんの場合、もぐもぐしているばかりで、何を言っているのか殆ど分からない・・まともな答弁になっていない・・国会を愚弄するものでしたし、竹下元総理の場合「言語明瞭・意味不明」で対応するのが極意のように言われていたのです。
国会の多数派が政権を持っているので、政府与党の合意・・法案提出段階では国会の結論は既に決まっているので、議会は議論する場ではなく、野党が矛盾を追及し、政府は逃げ回っているうちに時間切れ・法案採決と言うのが、日本の国会の原則的状態です。
今回福田氏による自民党総裁辞任騒動も、臨時国会が長引くと、公明党の最も嫌う池田大作会長の国会喚問に発展するのが困るので、公明党が何が何でも臨時国家の会期短縮・・そのためには補正予算を通したら直ぐ解散を要求していたことが発端と噂されています。
(「来春都議会選挙があるので能力の分散を避けるために総選挙を急ぐ」と言うのは、表向きの理由らしいのです)
公明党はアフガンの給油法案には、前回協力しているのに、今回はさしたる新たな反対理由もないのに衆議院の再可決には協力できないと言うのですが、・・・国会で時間がかかるものすべて厭と言うのが本音ではないでしょうか。
公明党は・・矢野元委員長との揉め事を抱えているのですが、国政・・国益よりも何よりも池田大作会長に迷惑がかかるかどうかだけが困る・・行動基準と言う変な政党です・・こういうのが国庫補助を受けるべき公の政党といえるのでしょうか?
北朝鮮も国家利害よりも将軍様の利害が最優先ですし、・・日本も戦前は国家の命運よりも国体・・天皇制の護持をできるかどうかが最優先課題でした。
話を議会の談論風発に戻しますと、日本では、議論するための「議会」とは言わずに、何故か「国会」と言われているので、国会では議論する必要がないという意味かも知れません。
また、現在の国会審議の状態を反映して、マスコミは一般に○○法案が衆議院をいつ通過と報道しますが、法案は国会で議論して成案にいたるものではなく、既に出来た成案を通過させるだけの儀式の場となっている実態をあらわしているのです。
明治憲法では、帝国議会と言い、憲法には規定がありませんでしたが、いわゆる三新法体制下で地方組織については、地方を府県会等と言っていたのに、日本国憲法では逆に中央の組織を国会と改称し、地方会が逆に市町村議会、都道府県議会と変わったのです。
日本国憲法
昭和21・11・3・公布
昭和22・5・3・施行
第4章 国 会
第41条 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
第42条 国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。
第92条 地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。 第93条 地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。
地方自治法
(昭和二十二年四月十七日法律第六十七号)
第八十九条 普通地方公共団体に議会を置く。
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