12/14/07

各種産業と役員の資格制限2

各種産業と役員の資格制限2 これまで規制の厳しかった産業(例えば金融界)と役人の天下り率を見れば、その関係が分かるでしょう。
こうして規制産業は、その業務自体の新機軸の打ち出しや発展を考えるよりは、規制をどのようにクリアーするか、ひいてはそのすり抜けの工夫に主たるエネルギーを注ぐことから、国際競争力が衰退しているのが大方の共通項です。
金儲け主義で不要な医療までやられるのは困りますが、そういう病理現象ばかりに考えが行くのではなく、むしろ適正な競争の存在によって、少しでも他の医療機関よりも、効率的、効果のある医療や患者の身になったサービスを心がけるようになるメリットの方が大きいのです。
競争があれば、効率化・・ひいては顧客・・消費者のための工夫が発達する場合が多く、病理現象を起こすのは一握りの不心得者に限られるでしょうから、こうした限定された病理現象の発生は、市場淘汰に任せれば良いのです。
規制がなくともいつも古い果物や腐りかけた豆腐などを売っていれば、客が寄り付かないか他所よりも安くしないと売れなくなるのですから同じことです。
こうして役所が格付けなどしなくとも、自然に高級店、高級ホテルと安ホテルに分かれていくのです。
魚屋さんが、夕方になればどんどん値引きしていることを見ればわかるように、競争があれば規制の必要がないのです。
30年以上前に千葉に来たときには、新興住宅地開発ラッシュでしたので、植木屋さんがあちこちに店を出している時代でしたが、植木屋さんといっても土地成金の農家が俄かに植木屋をやっているのが中心ですから、(働かなくともお金はいくらでもあるといいながら、)     「うちは売れても売れなくともいいんだ!」 というスタンス・・明言している人が多くいました。
そのころはまだ、「金儲け主義は悪である」という変な思想が蔓延している時代で、なんでも組合〔生協など〕とか公立(病院)など)のものが正しいという変な思想の時代したから、「うちは金儲け主義でない」と訴えるのがはやっていたのです。
それはそれでいいいのですが、客に対する姿勢・・サービス業の精神がなく、要するに不良品でも平気で高く売りつけようとするところがありました。
こうした悪弊は国鉄なども同じでしたが、こうしたタイプの業者はそのうち淘汰されていきましたが、金儲け主義というと聞こえが悪いですが、適正な利潤の追求の精神がないと、業務改善への工夫も客へのサービス精神もなく業界がだらしなくなって困ります。
公立病院が赤字だから、その分患者へのサービスが良いかとなるとそうでもないのです。
サービス過剰(マージン率の低さ)で赤字になってるのではなく、自分達の仕事ぶりに工夫がないから赤字なっていることが大半です。
公立の建物内の食堂なども、公立で儲け主義でないから・・他所より安くしているから赤字になっているのではなく、サービス精神が悪いから客が行かずに赤字になっているのです。

 



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