12/24/06

クリスマス・・・老化現象と記憶の美化3(幽霊は作られたもの)

もしかしたら、あの世に言った場合、懐かしいと思う人と恨めしいばかりの人の2種類が、いるのかもしれません。
過去のことが、すべてセピア色の懐かしいものであれば、化けて出る必要はない筈でしょう。
せいぜいお盆やお彼岸に帰って来て、お供えを楽しんで(匂いをかぐ程度でしょう)あの世に帰ればいい筈です。
それ以外のイレギュラーな帰り方をする亡霊?は、「可愛さあまって憎さ百倍」と言う人なのでしょうか?
でも、実際にお化けを見た人がいないような感じですから、現役の人が勝手に
     「こんな辛い目にあったのだから、今でも恨んでいるだろう」 
     「化けて出てもおかしくない」
と想像して、お化けをでっち上げているだけでしょう。
どんな辛い目に遭った人でも、過ぎ去ってしまえば、本当は懐かしいだけですが、無理にも「恨まなきゃ!」と思って(励まして?)いるだけでは、ないでしょうか?
米軍による空襲で逃げ回ったことや原爆体験も、これを聞き知った第3者・・次世代民族が、間接体験だけで(何も懐かしい体験がないので)、表向きの言葉・活字を通して表向き発信される恨みの感情だけを承継してしまうのでしょう。
実は当の本人達は、表向きの言葉とは違って、内心では意外に恨んでいない(懐かしいだけ)かもしれません。
  「恨みなんか本当はないよ!」
と言うおめでたい空想をするのは、おめでたい性格の私だけのことかもしれません。
恨みの感情は、内面に存在するどろどろした非合理なもの・・・・裏に潜めるべき感情であって、表に出すべき感情ではない・・非合理なものと思われています。
しかし、逆に、恨みの感情は内面には関係のないにもかかわらず、表向きの感情・・政治的に訴える名分に利用されているだけではないでしょうか?
この恨みから化けて出る思想(幽霊)が生まれた背景は、是非善悪をきっちり処罰出来ない政治権力の補完作用として、(国民が法網を逃れて悪いことをしないように)歴代為政者が利用して来ただけではないでしょうか?
こうした考えについては、05/25/06「政治権力と宗教(幽霊の出現)」のコラムで紹介しました。



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