12/03/06
選挙制度の意義2(情報収集2)
民意を探るための情報収集が、政権維持のための病理現象となってくると、密告・・恐怖政治になると言うだけでしょう。
スパイも、敵の機密を探ると言うよりは、国際情勢を探る必要から発達したものであって、映画007・ジェームズボンドシリーズなどは、その一場面を特殊化したものでしょう。
国内政治家も、国際情勢音痴では、困るでしょう。
独ソ不可侵条約に驚いて、
「欧州の天地には複雑怪奇の現象を生じ・・・・」
といって総辞職した戦前の平沼総理(平沼騏一郎首相、在任:1939.1.5-1939.8.30)では、困るのです。
ところで、最近の自民党復党劇で、渦中の人物となった平沼赳夫氏は、その曾孫くらいの世代でしょうか?
平沼騏一郎は独身であったので、その兄弟の孫の姻戚関係で養子になったようですが、右翼の血筋は血筋です。
現在ジンギスカンの生涯についての堺屋太一氏の小説が、日経新聞で連載中ですが、彼の成功の秘訣の大部分は情報を大切にしていたと言うことにあるでしょう。
情報戦と言うとスパイもののような印象ですが、結局は民情の把握の外延ですから、本質は同じです。
どのような専制君主でも、民意に反した行動を取ると失脚が待っているのですから、政治は民意尊重しなければ成立たないことは、古代から変らないのです。
星の王子様の話でも、王様は何でも出来るようですが、みんなが従う政策をするから従ってくれるだけだという会話が出てきます。
昔から民意把握のために、それぞれ為政者は努力して来たのですが、民意把握の合理化その中の一つが選挙制度と言うことに過ぎず、選挙があればと民主主義と言うほど関係がないのです。
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