12/02/06

先行き不安と少子化11(飢饉と人口増)

近年アラブ(イスラム)系の人口増が著しいのは、欧米(キリスト教)系からの圧迫によるところが大きいでしょう。
03/28/06「ブッシュの戦争2(イスラムとユダヤの貿易規格争い2) 」で書きましたが、いまは、キリスト系が優勢でイスラム系は押されっ放しだから、危機感から子沢山になっているとも言えるのです。
危機感の代表格は、飢饉ですが、飢饉と言えば、今ではアフリカに多い印象ですが、我々世代では、約1世紀に亘るインドの飢饉が脳裏に刷り込まれるほど有名です。
飢饉は食料不足によって起きるのではなく、社会制度、経済的な格差・貧困その他の要因で起きることが、この飢餓地域のインドからアフリカへの移動によってもわかるでしょう。
(ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・セン(Amartya K. Sen)教授の業績は、自分自身がインド社会での飢饉体験・・ベンガル大飢饉(1943)が、下敷きになっているとも言われています。)
話を人口問題に戻しますと、飢餓によって人口が減るのではなく、逆に人口が増えるのは、私の立論・・危機感が多産になる・・では、当然の結果と言うことになります。
飢餓地域では、最低の食糧援助があるので、劣悪な条件下では多くの子供を生んでおいた方が、子孫を残すには有利です。
こうして、飢餓地域では、かえって子供が多くなり、後に飢饉状態が終わったときに人口爆発の下地になるのです。
報道写真では、飢餓のためにやせ細っておなかの膨らんだ子供の写真が多くなるのは、故なしとしません。
あるいは同一集団内では、生まれてしまえば、食糧配分が保障されているので、無責任に数を生んでしまった方が勝ちと言う考えの人が増えるのです。



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