12/31/05
今日は、いよいよ大晦日です。
大晦日については、これまでも毎回書いて来たように思っていましたが、毎年の12月31日のコラムを見直
してみると、2003年12月31日に書いただけでした。
そのコラムを見ると、大つごもりについて書く予定だったようですが、いつの間にか気が変わってしまいました。
兎も角、今年も終わりと言うことです。
企業にも決算期があって、一定期間ごとの結果をチェックすることになっています。
これは人為的なものですから、決算期を何時にしてもいいので10月1日だったり、9月1日だったり3月末
など企業によってばらばらですが、人生の生き方の年次決算としては、長年の伝統から大晦日に持ってく
るのが普通でしょう。
来し方を考え、この一年間を決算してみると、皆さん、今年はどんな年だったでしょうか?
企業の場合は、業績一本に絞って決算するのですから、その目的にあわせて、チェックすべき項目が会計
原則で決まっていますので、割に簡明です。
我々の仕事でも、依頼者からの説明だけでなく決算書を見ながら、話しを聞くことが多いのは、本人の
説明を決算書で裏付けながら聞けば分かり良い面があるからです。
勿論企業によっては決算書の書き方が微妙に違い、実際行動とかなりずれている会社が多いものです
から、本人からの事情説明が必須です。
会計学では、専門家が考えて、難しい議論をしてはしょっちゅう会計原則を変えています。
これを受けて素人も会計処理を難しいものと考えがちですが、人生と言うファジーなものの決算に比べれ
ば、目的が単一である分だけ本来は簡明なものです。
逆に言えば、ファジーなものは専門的分析に馴染み難いのですが、目的が単純であるから専門家の議
論に馴染むとも言えるでしょう。
西洋医学系の薬は効き目がいい分だけ、他の健全な臓器への副作用が出るので、それを防ぐために、
別の薬を飲まされるように、会計処理が専門化すればするほど、それの抜け穴を利用する人も増えてくる
ので、その対策に追われテ複雑化する一方となります。
専門家が出来ると、彼らは、より精密にしようとする所から、常識的な経営実態に合致しない会計原則
になったり、かえって難しい議論になっていく傾向があるのです。
近年のキャッシュフロー重視の風潮は、
「勘定(会見原則)合って銭足らず」
と言われる不都合を修正するための、現場からの発想でしょう。
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