12/24/05

クリスマス日本伝統行事

それに、考えてみると、日本の行事は、子供のためのもの、例えばお雛様や子供の日でも、或いはお宮参りでも、すべて子供のためと言いながら、主役である筈の子供は、御雛様や五月人形に触ろうとすると叱られてしまうのです。
要するに、子供の成長を喜ぶ親や祖父母のための行事であって、子供を楽しませる行事ではないのです。
各種行事は、元はと言えば、その主宰者の権威を誇示したり、経済力の誇示その他主催者のために発展したものでしょうから、仕方がないことかもしれません。
「行事とイベントとの違い」と言えるかもしれません。
クリスマス・イヴは、前記基準で言えば、イベントの仲間で、子供の喜ぶプレゼントが用意され、子供の喜ぶようなクリスマス・ソングがあり、家族みんなで楽しめるパーティ形式で盛り上がるのです。
(食べ物も何でもいいのです・・・神様にお供えするのではなく、その場でみんなで、もりもり食べられるの良いですね。)
恐る恐る、高価な人形を拝見するような、「有り難い」ものではありません。
こうしてみると、現在世界がキリスト教徒主導社会であるから、クリスマスが盛況なのではなく、本当に子供の喜ぶ・家族みんなで楽しめるパーティになっているかどうかで、勝負が着いているようです。
御雛様や五月人形も、経済大国化にあわせて御人形セットの豪華さを競うだけですが、クリスマスは、時代に応じて手を変え品を変えて趣向を競えるものですから、変化が多くそれだけにみんなが楽しめる良さがあるようです。
日本の伝統行事・・・朝まだ明けやらぬ暗闇で粛々と若水を組むのは、映像で見ている分には立派なものだと思いますが、実際みんながそれを実行するのは難しいでしょう。
よき伝統は伝統ですが、様式美にこだわっていると、それはプロにお任せするものであって、「凄いなあ!」と感心して見るものに過ぎず、(奈良のお水取りなども)参加するものではありません。
見せるものとしての行事は、いくら装置を豪華にしても、(御人形など立派になりましたが・・・・)それだけのことで、長続きしないのではないでしょうか?
正月元旦にしても、おせち料理を豪華にするだけでは、家族は飽きてしまいます。
日本の伝統的行事も、みんなが楽しめるように工夫していかないと、すたれる一方になるでしょう。
もしかしたら、権威者の主催する行事はあっても、みんなが楽しめるような伝統的イベントは、元々なかったのかもしれません。
クリスマスは、いまや、宗教行事としてではなく、楽しいイベントとして国民に定着しているのです。



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