12/24/05
いろいろ書いているうちに、またクリスマス・イブとなりました。
あちこちに、イルミネーションが毎年にぎやかになる一方ですが、これもあまり多くなるとそのうち下火になるのでしょうか。
発光ダイオードのおかげで電気料金自体は、それ程かからなくなるようですから、意外と長続きするかもしれません。
10年程前に暗い住宅街を歩いているときに、路地の奥に何か明るいものがあるので、わざわざ入っていってみると、玄関先にお洒落なイルミネーションが出来ているのに感激したことがあります。
その後この種のものが増えてきて、それ程の斬新感がなくなったのです。
斬新感がなくなっても、街路のネオンなどが明るい方がよいように、これからも、街路のイルミネーションがなくなる事はないのかもしれません。
ところで、クリスマス・イブを楽しむ風潮そのものは、戦後ミーハー族が、戦勝国アメリカの風俗を軽薄に取り入れただけの、賑やかなドンチャン騒ぎの時代のままならば、単に軽薄な風俗として消えていったでしょう。
ところが、これがじっくりと家庭で楽しむように変化していったので、日本の新しい風俗として定着出来たのです。
これが、日本の経済大国化に合わせて、楽しみ方のバラエティ・豪華さを増しつつ、すっかり家庭行事或いは、カップルの楽しみ・・・ホテルでのディナー・ショウなどとして定着したようです。
大雑把に言えば、キリスト教国支配の時代の象徴と言えるのでしょうが、現象的に見れば、矢張り年末行事としては、大晦日の行事よりも、今風であることは間違いがないでしょう。
この間、ラジオ深夜便で、小鳩くるみさんの話を聞いていて思ったのですが、日本の「わらべ歌」に比べて、イギリスのマザーグース(ギーズ?)の方が何となく、現在のメロディとしてもフィットしているのは確かです。
五音音階の日本の「わらべうた」が、時代の音感に合い難くなっているように、各種行事も懐旧の行事としてはいいのですが、どこかテンポが合い難くなっているのではないでしょうか?
これから、いろいろな日本の伝統的行事を残すには、テンポの面での改善も必要でしょう。
農耕社会・・・それも水稲耕作に裏打ちされたテンポと、高度工業社会(車社会)に裏打ちされるテンポとは当然違ってくるべきでしょう。
大晦日の紅白歌合戦が成功して来たのは、伝統にこだわらず今風の歌謡曲中心で運営されて来たからではないでしょうか?
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