12/15/05

民族成立とその発展段階男女区別・・ジェンダー重視される社会

あるいは、一族の紐帯も緩んでいたかもしれません。
01/07/04 「幕府の婚姻禁止の範囲(同姓娶らず)1」以下のコラムや、03/24/05「氏と姓3(夫婦別姓5)「八色の姓」コラムでも書きましたが、日本では古来から姓で分ける必要のない社会だったのです。
これも中国や漢半島と日本列島との発展段階の違いに意味があるのかもしれません。
こうした視点で世界をみると、単に「人」とか人間と言う単語を英語で見ると、抽象的な人間や人をあらわす単語がなく、MANかWOMAN しかなく、一般にはマンが人を表すと中学で習いました。
勿論フランス語では、もっと厳しくて、いろいろな単語自体に女性形があるのです。
こうした言語事情を前提にすると、男女平等論から来る「ジェンダー」がどうのと言う最近の議論も、むしろこうした男女形に分れた言語社会にこだわっているようでは先が長い感じがします。
言語習慣から地道に変えて行く必要があるでしょう。
日本は言語形式から見ても、かなり遅く出来あがった社会だった分だけに、男女差も年齢差も気にしない逆にかなり進んだ社会意識をもって出来上がった社会だとも言えるようです。
(実際女性の地位は高いですよ!)
後から出来たレストランの方が、最新式コンセプトで開店するのと同じです。
古代社会の発展段階では、日本は後発国だったでしょうが、その分考えようによっては古代人の多くが乾燥地帯から抜け出せないうちに、そこから抜け出して新しい環境・新天地で生活を始めることの出来た進んだ民族だったと言う見方も出来るのです。
日本人或いは湿地帯民族は、湿地帯に適応できるようになった世界で最先端民族だった可能性がありますが、後発の分だけ過去の蓄積がないのでまだ後塵を拝しているだけかも知れません。
古代文明地に住んでいるから、そこの民族が進んでいるのではなく、適応状況から言えば遅れた民族が残っている地域ともいえます。
個人で見れば年寄りは若い人よりも、古くからの事情を知り、その慣習にこだわるものですが、だからと言って老人の方が進んでいるとは誰も言わないでしょう。
日本に男女別の表し方(女性形)がないのは、日本社会が出来たころには、男女の区別や年齢差などあまり重要視しない時代になっていたからかも入れません。
英語もフランス語など大陸諸国よりも、女性形にうるさくないのは、従来の見方で言えば発展段階が遅かったということになるのでしょうが、逆に社会形態が進んでから住みついた民族だったとも言えるのです。



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