12/05/05
高度経済成長後も組織に絡めとられないで、しかもある程度発言力のある職業人としてわずかに残っていたのは医師と弁護士でした。
それで昭和40年代にはいると、裏金を何千万と使っても医学部に入学させたいと言う需要が発生したのです。
ところが大金を払ったのに入学できなかったと言うことで、詐欺にあったとして、告訴された刑事事件を担当したこともあります。
ところが、自由業の代表選手のように言われる医師と弁護士も、医師に関しては、昭和末ころまでに大病院の勤務医師が多くを占めるようになっています。
(大金を使って医師になった人は、採算(もと)が取れなかったでしょう。)
こうして社会の大勢としては、サラリーマン社会化(j支配従属の社会化)は昭和末年ころまでに完成したと思います。
独立自営業者として最後に残った弁護士もここ5〜6年まえから始った大量増員政策の結果、勤務弁護士が多数を占める時代が目前に迫っています。
そのうえ、 12月2日・・・・・2「司法センター構想と弁護士の変容2」のコラムで書いたように、独立系の弁護士も経済的に締め付けられてしまいますので、これからは積極的な発言や行動は出来なくなるでしょう。
これからは、誰も自由に発言できない窮屈な時代が到来し、あるいはもう既に完成しているとしたならば、小泉さんが独裁的かどうかではなく、小泉氏の登場は時代の必然として後世評価されるのかも知れません。
まさに儒教的社会(儒教の大好きな専制国家)の完成時代が大分前から来ていたのです。
それがバブル崩壊後の停滞の原因でもあったでしょう。
(私がこのコラムで自由に書けるのも、旧時代の生き残りだったからと言う評価を受けるでしょう。)
白も黒も区別できない・・・・あるいは区別してはいけない社会の発展性は、どうなるのか心配です。
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