12/10/04

函館旅行3(地方都市と観光産業2 大沼)

3日目は、翌日会議のあるホテルの場所確認をかねて、函館駅に行ってみました。
函館駅前に行ってみると、駅はその年の10月ころ出来上がったばかりとのことで、立派な吹き抜けがあって、駅前のハーバービュウホテル(翌日の会議場です)と言う、今売り出し中のホテルロビーよりも、よほど立派でした。
そのせいかどうか分かりませんが、駅ホールは観光客を中心に人であふれているのです。
改札口の奥から出てくる人は全くなく、ホールばかりがにぎやかで、不思議な光景でした。
誰も出てこない不思議な改札口を眺めていると、たまたま大沼公園行きの列車が出発する10分前の表示(と言っても黒板に書いて改札の横の立てかけてあったのです)が出ていました。
この日は観光予定がなかったので、思い出の地、大沼(以前は大沼だけで1週間ほど滞在したのです。)まで足を伸ばしてみようかと言うことになりました。
それに、昭和61年のときは列車で行かなかったので、どんなものかと言う興味もあって乗ってみたのです。
車両には、自分達夫婦以外は、誰も乗っていない静かなものでした。
途中一駅ごとにと言ってよいほど、10分程度づつ停まっては進みで、1時間ほどかかって大沼公園駅に着きました。(途中切り離しがあって前の車両に移ったら、乗客は2〜3組いました。)
途中、大沼の湖畔を電車が走っているときに、落葉した木々に囲まれて蕭蕭とした湖水前方上に、前夜の雪で冠雪した駒が岳があらわれ、そこにちょうど雲の切れ間から陽がさしてきて、なんとも言えない息を呑むような風景が現れました。
まあ、これだけでも、電車で行った甲斐があったと言うものでした。
大沼公園についてみると、前回とは、変わって、島巡りの遊歩道が整備されていましたので、2時間半ほど散策したり、遊覧船に乗ったりして、見る場所ごとに違って見える駒が岳の白銀や裾野の紅葉を愛でたりしながら楽しみました。
前回は、子供3人引き連れて馬車に乗ったりしましたが、今回は季節外れのせいか馬車はありませんでした。
今は馬車がなくとも、夫婦2人だけの落ち着いた旅です。
帰りは、バスで帰ってみることにしました。
以前見覚えのある松並木の街道筋を通って函館に帰り、時間があったので、明治初期の建物が残る元町に行ってみました。
元町というのは、前日見た海岸沿いの赤レンガ倉庫群の正面の斜面にあって、港を見下ろすような町並みになっています。
函館は、幕末の3開港場の一つでしたので、元町は、明治維新当時、各国の領事館や教会が建てられている界隈で石畳と調和して素敵な町でした。
そのうち夕闇が迫っててきましたので、急いでホテルに帰りました。
勿論、素敵な露天風呂にはいるためです。



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