12/10/04

函館旅行3(地方都市と観光産業 1)

函館駅に行く途中に、五稜郭前または公園という駅があったので、「暇があるし、」と言うことでもう3回目ですが寄って見ました。
今まで函館へ行ったのは夏でしたが、昨年は初冬でしたのでドウダンつつじの紅葉は綺麗でしたが、それ以外は予想通りで何回も行く所ではないですね。
暇つぶしに、強い風の中、五稜郭の土塁の上をぐるっと一周してみたりしましたが、妻が履いていた靴の留め金が洋服をこすってしまって、糸がほつれてきたので、五稜郭交差点にあるダイエーに入ってみました。
内部にはいると、千葉で言えば、20〜30年程前の古びたセンスで、薄暗く雑然としているのには驚きました。
今年になって、倒産騒ぎしていますがそれだけのことはあります。
ただし、駅前を通ると盛んに工事をしていたので、その翌日たまたま市電に乗り合わせた弁護士に(千葉で修習して、函館で弁護士をしている)「何が出来るの?」と聞いてみると、「何も大したものは出来ませんよ。」とすげない返事です。
住んでいる人にとっては、地元を愛するが故に、期待過剰で却って不満があるのでしょう。
彼は理系出身で、研究所生活でしたが、面白くないとかで、法律の勉強をしなおして合格してきたのです。
若いうちに、思い切ってどこか田舎の生活をしてみたいと言う話から、函館に来ることになったようで、私と司法研修所で同じクラスだった弁護士のところで勤務しているのです。
市電に乗ったまま函館駅を通過して十字街と言う停留所で降りると、今流行りのレンガ造り倉庫群を改造した観光地に行けます。
ということは、倉庫を利用していた昔日の産業はなくなったということでしょう。
内部は、流行のお店ばかりですから、日本中どこでもあるようなものばかりですが、そこで梅酒を飲む為の手作りのグラスを買い求めました。
これは気に入って、今でも毎日のように果実種を飲むのに使っています。
その辺の観光施設をぶらぶらして、日銀の函館支店が撤退した後のビルにある、北方民族資料館と言うのを最後に見ました。
建物は倉庫みたいで味も素っ気もないもので、しかも戦後の安普請でしたが、(そう言えば今年の10月1日ころに、京都でも元日銀支店ビルを利用した博物館へ行きました。日銀は本店以外は博物館になる宿命なのでしょうか?)アリューシャン列島の民族が皮で作った舟、(現存するものでは世界唯1ということでした。)山丹(シャン丹)貿易など、北方少数民族間の交流の歴史などがわかって、とても為になるものでした。
こうしたところには観光客が一人も入って来ませんので、落ち着いてビデオを見ているうちに、夕方になってしまったのです。



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