12/09/04

「地球の歩き方」3(失敗談2)ベルサイユ

今度は、地下鉄の駅を降りるとすぐでしたので、迷うことはありません。
オルセー美術館に行ってみると、私や娘達みんな喜ぶ近代絵画が一杯で、かえって良かったかなと思ったくらいです。
ポンピドーセンターの現代芸術では、私には分らなかったかも知れないのです。
それに、食堂の立派でおいしいことには感激しましたよ〜!
こればかりは、一生の思い出です。
日本のホテルのフランス料理みたいなものでしたが、フランス語が良く分らないのに態度を大きくしていたせいかどうか分りませんが、外のフランス人よりもいろいろ料理を出してくれて、(よくわからないので何でもオーケーの連発をしていたのです。何故かイエスよりもオーケーの方が通じやすいですよ)動けなくなるほど食べられたのです。
パリについてから、お昼にまともな物を食べられたのはこのときが初めてで、それまではルーブルでもどこでも、お昼はパンばかりで悲惨でした。
ルーブルでは、見て廻っているうちに空腹になってしまったので、悲惨な思い出ばかりです。
やっと出口付近で食堂を見つけましたが、結局パンしかないのです。
たまにはお昼くらい、蕎麦とかうどんなど水分の多いものを食べたいものですが、娘達は、「お父さん、それは無理だよ」と言いました。
その点、東南アジアは食べ物が豊富で、水分の多いものが多くていいですね。
失敗のオンパレードですが、その何日か後にベルサイユ宮殿に行ってみたのですが、駅から人っ子一人いないと言えば、大袈裟ですが、見える限り一人もいないような砂埃っぽい道路をテクテクあるいて行ったのです。
パン屋を探しながら歩いていると、途中やっとパン屋があったので、ともかく安全のために買っておくことにしました。
日本の感覚で、どうせどこかに食べ物屋があるだろうという安易な感覚ですと、うっかりすると大変な目に遭うのが、ここ数日の経験で分ったのです。
外国人は日本人みたいにしょっちゅう何か食べたりしないのでしょうか?
観光地と言えども飲食店が馬鹿に少ないですね。
ベルサイユ宮殿に着いて見ると有名な割に人が殆どいないので、どうも人が少ないなあと思いながら人の行くほうに進み、(正面の宮殿の脇から入ったのです。)
入って見ると、すぐに庭園めぐりの電気自動車だったか何かの乗り場があったので、さしあたりそれに乗って、マリーアントワネットの好んだ農家風の家とか1日中庭園を見て歩きました。
結局、ベルサイユ宮殿の1画には飲食店もパン屋も水を売る店も一軒もなかったのですから、もしもパンを買って行ってなければ、早々に退散する羽目に陥っていたでしょう。
帰るころになって「そう言えば宮殿は入れないのか?」と突然思い出して行って見ると「今日は閉館日」と分りました。(道理で日本人に出くわさないわけです)
地元の人にとっては、単なる公園の気分で遊んでいたらしいのですが、私たち家族も同じように遊んで1日終わってしまったらしいのです。
どうせ夕方になっていて帰る時間だったし、また今度見ればいいかと言う気持ちで、建物を見られなくとも気にしませんでしたが、後になって考えると随分ヘマな話でした。



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