12/08/04

函館旅行2(地球の歩き方1)インド人

町を見るには、市電に乗って歩くのが一番と言うことと、幸い市電の終点・始発駅が湯の川でしたので、函館の2日目以降は毎日、市電に乗っていました。
これは、私の哲学みたいなもので、ロンドンでもパリでも、(治安のいいところに限りますが・・)先ず、最初の2〜3日は行き当たりばったりで、終点までバスに乗って、そこで少し歩いてから、また別の方角に行くバスに乗って、終点まで行くのを繰り返すのです。
こんなことをしながら、町の様子、歩いている人やバーゲンの広告、人種構成など、街の雰囲気を見るのです。
例えばロンドンの道路清掃夫には、黒人を多く見かけましたし・・・・・マレーシアでは、商売人は華僑ですが、お金に関してはインド人が信用が有るとかで、インド人が宝石店の見張り番として銃を持って座っているかと思えば、乞食もインド人が多いのです。(金儲けは下手なようです)
その上、日本の乞食みたいに卑屈ではなく、ごう然として座っているのです。
嘘か本当か分りませんが、「お布施を貰う」のは当然の権利と言うことらしいのです・・・誰かに聞いたのか私の勝手な推測か?
ま、日本で托鉢している坊さんと、乞食の中間と言うところです。
インドでは、早くに仏教は衰微してしまいましたが、こうしてお布施の精神は連綿として存在するような気がしたのがマレーシアでの感想です。
こうして町の様子がわかってから、地下鉄などを利用して有名観光地に行ってみると言うのが、私のやり方ですが失敗も多いですよ。
パリへ行ったときの様子を、一部紹介しましょう。
ホテルを出ると、先ずでたらめに来たバスに乗り込みました。
終点まで言ってみると大きな駅らしい建物があります。
何と言う駅かフランス語も覚束ないのですが、バスを降りて、駅に入ってみるとスイス行きの列車があったりして、人の話では、どうも東駅らしいのです。
少しぶらぶらして、再びどこへ行くのか分からないバスに乗り込みました。
また町の中を走っていると、モンマルトルを示す道路標識が見えたので、次のバス停で降りて、戻って行くバスにまた乗りました。
そうして目当てらしいところで降りたのですが、巾10メートル前後の狭い坂道の左右は衣料品などの特売品を売っているような店があって、観光地というより下町の裏通りという感じです。、
勿論観光客らしい人もあまり見かけませんし、登っていく坂の正面には、回転木馬があって日本の印象では遊園地の感じです。
不安のまま回転木馬のある坂の中間あたりまで行くと、平地とベンチがあったので休憩しながら、サンドイッチを買って家族で食べていました。(そのまずかったこと、今でも家族の語り草です。)
幸い、とおりかかった日本人らしき人に声をかけると、正面に見えるのが有名なサクレ、クルー寺院とのことでした。
本もまともに読まずに行ってますので、そう言われても「そうかですか???」というだけでした。
あとで本を読んでみると下町のモンマルトル・・・・・とありますので、貧乏画学生や作家の住みそうなところだったとわかったのですが、こちらは、何となく聞いたことのある有名な箇所くらいの知識で行ったものですから、山積みの特売場の買い物客ばかりの路地を歩いて面食らったわけです。
お寺まで行って見ると、裏の屋敷外を蛇行しながらバス停まで行く観光馬車があると言うので、それに乗って、大通りまで戻りました。
こんな具合にやみくもに回って行くのが、私のやり方ですので失敗は多いですよ。




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