12/28/02

憲法の限界  3

均分相続に反対する勢力の大きな成果としては、農家の跡継ぎ確保の為と言う名目で、 農地を生前に一括贈与した場合、相続発生の時まで贈与税の支払いを猶予し、相続時 に、相続税として計算して払えば良いと言う猶予制度が設けられた事あげられるでしょ う。
これによって長男だけに全農地を生前贈与する抜け道が用意されたのです。
警察予備隊から自衛隊への変更による実質軍隊の復活、表現の自由に対する、各種公 安条例の制定や、公務員に対する労働基本権の制限、刑事事件の無罪推定の実質的空 洞化・・・争う限り保釈を認めないと言う恐るべき刑事裁判の実態・・・最近では、 電車内の痴漢のえん罪事件が多発し、普通の紳士が、巻き込まれるようになると、基 本的人権が空洞化している事を、普通の人が実感するようになります。
あるひホームを歩いていると、突然後ろから来た女の子に手を掴まれて、『貴方痴漢 したでしょう』といわれ、何の事か分からないまま、ま、出る所に出れば分かるだろ うと、のこのこ駅のホーム事務所についていくと警察官が来て、否認してるからと逮 捕され、さらに納得出来ないから否認のまま頑張っていると、裁判所は、警察の言う まま何でも勾留を認める運用ですから、期間が来るとまた勾留の延長を認め、身長の 違いから物理的に被害者の主張する痴漢行為が不可能な事件である事が鑑定で明らか にされても、大した問題でないと採用せず、1審で有罪判決を受けている事例まであ ります。
これは流石に最後に覆ッて無罪となりましたが、この期間中一流企業のちゃんとした 紳士が、保釈許可されず何ヶ月も勾留されたままと言うのが我国の憲法状況です。
この種事件は認めても僅かの罰金刑しかないのですから、これでは、身に覚えがなく とも皆認めてしまうより外ありません。
こういう事を防ぐ為に保釈制度があるのです が、裁判所は、基本的人権を守ると言うよりも、『お上に楯突くやつは許せない』と いう、感覚の方が強いのではないでしょうか? こうしたえん罪が多発する事によって、普通の人が、日本って基本的人権が保障され た民主主義国家なのか?と言う疑問を抱くようになって来つつあります・・このよう に、あらゆる分野でなし崩し的に改変して来たのが戦後と言えるでしょう。




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