11/30/06
カイロ宣言と領土的野心2(米ソ冷戦の基礎)
また日本から奪った南洋諸島は、今でもアメリカの保護国みたいな地位にありますが・・・グアム・サイパンなどはアメリカ領土になっているのではないでしょうか?
これなども、何の合理的根拠(正当性)があって、アメリカが占領しているのか理解できません。
カイロ宣言〜ヤルタ会談〜ポツダム宣言と言う一連の会談を主導したアメリカ自身が、最大の領土的権益を確保しているのですから、表向きの文書と実質が違ったことは明白でしょう。ちなみに、ヤルタ会談で決まった秘密協定は、第2次世界大戦末期の1945(昭和20)年2月4日から11日までの8日間、ソ連・クリミア半島のヤルタ市(現ウクライナ領)の南方にあるリヴァディア宮殿を会議場に、アメリカ・イギリス・ソ連の3首脳が会談した際に、日本に関して結ばれた秘密協定のことです。
また朝鮮半島の南北分断も、米ソの領土的野心が、このような結果を生み出した元凶でしょう。
本当に朝鮮の独立を認めるだけならば、38度線で何故米ソが分割占領する必要があったのでしょうか?
日本は素直に武装解除に応じていたのですから、本当に善意で戦争していたのならば、アメリカは単純に朝鮮の独立を祝ってやればよかったのです。
これを自分達が占領し続ける口実を設けるために、戦争に関係のなかったソ連に、終戦のわずか最後2日間だけ参戦させて、朝鮮を南北分割占領する口実をアメリカが作り出したのです。
東西対立・南北対立していれば、占領軍継続駐留の口実が成立するからです。
うがった見方をすれば、戦後50年前後続いた米ソ冷戦は、ヤルタで決めた世界分割・・・米ソの両軍が前線と称する地域の占領を恒久化するために、米ソが密約して危機を演出をしていた結果に過ぎないとも言えるでしょう。
ちょうどこの冷戦と称する境界線は、不思議と旧日独両国の占領していた地域に重なるのは偶然でしょうか?
結局旧日独の支配地域を米ソで緊張を高めながら、軍の駐留=占領支配を続ける口実に使われていた可能性が高いのです。
そのご、現在ではソ連(ロシア)の脅威が殆ど消滅したので、NATO(北大西洋条約機構)も開店休業状態になってしまい、アメリカの西洋における発言力が大幅に低下しました。
アジアでは、朝鮮半島にしか火種がないので、北朝鮮の脅威の強調に躍起ですが、肝腎の韓国が「笛吹けど踊らず」というところで、アメリカの作戦は空回りというところでしょうか?
その結果、占領の口実にするために、得体の知れないテロリストの存在を強調して無理やりにアフガンやイラクを占領しているのですが、イラク占領前と後とで、どちらが治安が良くなったかは誰の目にも明からかと言うべきでしょう。
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