11/25/06

先行き不安と貧乏人の子沢山

他方で、1億総中流化と揶揄された時代にも、この恩恵に浴さない階層は実際にいたのです。
(実態と違うから、揶揄だったのです。)
この階層は、高度成長期以降もせっせと子供を生んでいたのですから、現在までに昭和40年代から既に世代が2巡していると言ってもよいでしょう。
彼ら彼女らは、10代後半からせっせと子供を生む傾向がありますので、今までの40年間で、世代が2巡していることになります。
仮に社会の2割がこうした階層であるとした場合、この2割前後の人が再生産を繰り返し、その他の階層が一人か2人しか生まない時代が、既に40年以上も経過しているのです。
中・上位階層は、この間高齢出産現象で1回しか回転していませんが、低レベル階層は10代後半から出産する傾向が強いので、回転率が早く、既に2回転している勘定です。
下位2〜3割が3〜4人生んで高速回転していますと、日本の人口構成・・・・下位レベル人口がいつの間にか3割4割と上がっていくでしょう。
これが、最近日本の低レベル化・・技術立国に陰を指すようになった原因であって、教育の仕方や、教育基本法に原因があるのでは有りません。
荒れる学校は先生が悪いからか、生徒のレベルが下がったからかと言う・・鶏と卵の論争みたいですが、私は、生徒のレベル低下がかなりのウエートを占めていると思っています。
・・「貧乏人の子沢山現象」こそが、現在(将来の)日本の問題点でしょう。
高度成長期に取り残された弱者は、未だに将来不安のままですから、種族保存本能に従って子供を次々と産む傾向があります。
私の事件経験でも、サラ金事件の相談者が、離婚を繰り返す度に子供を生んでいるのには、驚く事がありますが、不安心理がそうさせるのでしょう。
経済力がないので、生きて行くためには、離婚すると直ぐに結婚するしかないのでしょう。
勿論経済だけでなく、元々精神的にしっかりしない子が多いので、いつも誰かと一緒でなければ、いられない精神面の脆弱性もあります。
こうした劣悪な条件化の再婚では、直ぐにも次の夫の子を生まないと立場が守れないのかもしれません。
これがまた、夫婦で連れ子を苛めて殺す事件の多発にも繋がっているのです。



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