11/20/06
北朝鮮の現体制(無理は何時まで続くか?)1
戦前の我が国の精神状況を、現在社会に転じれば、現在の北朝鮮の精神状況が、理解できるでしょう。
北朝鮮は内部的に社会矛盾が激化してきて、反政府運動が盛んになって崩壊するのではないかと期待している向きもありますが、そんなことはありません。
逆に体制の危機感から却って精神教育、締め付けがきつくなって言論の自由その他がなくなって、体制が強固になって来るのです。
中国の胡錦とう体制も、矛盾が激化すれば、内部締め付けと日本批判をするだけであってそれが政権崩壊に結びつかないのです。
韓国大統領も同じです。
もちろん、北朝鮮では、無理が永久に続くわけがないのですが、人間の体と同じで一定期間だけ無理が利くのです。
この無理をする期間が長ければ長いほど、後の体調不良効果は大きくなります。
現在の北朝鮮で、体制維持のために行なわれている将軍様礼賛などの無理と同じことが、大正以降第2次世界大戦敗戦までの日本で行なわれていたのです。
天皇の神格化も進みました。
日本中がヒステリー状態になっていて、(もちろん自分で考える能力のある人は、無茶だと分かっていたでしょうが、発言できませんでした。)玉砕まで突き進んだのですから、北朝鮮のことを笑っていられません。
(諸外国では、当時日本のことを気が狂ったかと思っていたでしょうが、今の北朝鮮同様に手が付けられなかったのです。)
こうした反動政策は、法体系が社会実態と合わなくなってきた矛盾を糊塗するための政策だったのですから、その分違反者に対する取締りは厳しくなる一方です。
しかし、無理は結局無理ですから、いつか破綻するしかなかったのです。
ところで、無理が破綻する方法ですが、昔のように正規軍と農民反乱軍の違いが、刀と竹やりや鎌の違い程度なら、数の多い農民反乱軍がかなりの勢力になり得ましたが、今のように装備が巨大化してくると、民間人がちょっとグループをつくったくらいでは、とても正規軍に太刀打ちできません。
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