11/19/06

小人は度し難いか?(広告・宣伝の時代)

庶民の方は素直ですから、その教育効果によって、意識が古いまま(実はその前にはなかった意識ですから当時としては新しい意識でしょうか?最新式の?古い思想の植付けを受けたのです。)になっていたのです。
庶民と言うのは、政府・マスコミの宣伝どおりに考え、動く種類の人間のことでもあるでしょう。
政府が物価を冷やしたいと思えば、ちょっと金利を上げれば、直ぐに経済活動が縮むし、ちょっと金利を下げたり減税すれば、直ぐに物が売れる相手のことです。
リゾート元年と言えば、そっちへ殺到します。
あるいは、テレビで宣伝しているからと言う理由だけで、物を買ったりするのですから、単純そのものです。
古来から
     「小人と女子は度し難い」
と言いますが、イメージや目先の利益に訴える宣伝手法に対しては、いとも簡単に動くのが庶民・小人です。
ちなみに、昔は女子も小人に括られましたが、当時は教育からして、ジェンダー・・性差別差別されていたので、感情的な行動が多かっただけで、今では「女子」を除くべきでしょう。
ところで、小人は何故「度し難かった」かと言えば、先秦諸子百家・・孔孟以来、もの事は、理性的に説得するものと思っていたから、「度し難かった」のでしょう。
東洋で言えば士大夫、西洋で言えば教養と財産のあるブルジョワジーだけが、政治に参画する時代から、庶民・大衆が政治に影響力を行使する時代になると、論理的説得では度し難い小人・・庶民を扇動した方が勝ちです。
これに目をつけたのがナチスのゲッペルスとか言う宣伝相ですし、戦後の膨大な宣伝・・コマーシャル競争でしょう。
戦後の大事件で言えば、毛沢東の利用した紅衛兵運動でしょうか?
ま、こんな訳で、国民の大多数を占める庶民の方は、政府の宣伝に直ぐ乗ってしまうのですから簡単です。
そして一旦染み付いた思想と言えるかな?陋習は、牢固なものであって、世の中が変わっても、庶民は元々現実を見る気がないのですから、簡単には変更しません。
体制維持を図る政府にとっては、庶民・大衆は大規模な宣伝によって強力な支持者層になり易いのです。
宣伝競争になれば、国家あるいは与党の方が放っておけば、野党よりも有利に決まっています。



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