11/18/06

人口数と人権意識(ペストの功罪)

歴史上、子供が4人でも5人でも生まれるだけ生むのを奨励した明治政権時代だけが、男女比が生物学的比率で一定出来たのです。
中国の一人っ子政策で、男子ばかりが多くなっているのは、男女別が分かると中絶するからといますが、
しかし、こんな無責任な人口政策(野良犬や野良猫のようです)の時代は、我が国の歴史上他にないのですから、特殊な時代だったと言うべきでしょう。
私の言う明治政権時代とは、後世から見れば東京時代とも言うべき時期であって、昭和時代末期まで含む概念です。
東京時代と言う時代区分の考えについては、04/14/05「公証の時代2・・・・住民基本台帳法1」等で書いています。
アメリカも開拓から始っているので、女性不足から女性が大事にされるようになったといいますし、結局は、人間も需要供給の原理に従うしかないのです。
話があちこちに行きますが、西洋ではペストの大流行で、人間が激減したことから、人の価値が大幅に上がったのが、ヒューマニズム・・人権思想発達の大元です。
今の中国では人の価値が安いのは、人権教育の問題ではなく数が多すぎることに原因があるのです。
人間も商品と同じで、多すぎれば価値が下がるのです。
戦後私が育ったころには、
   「狭い列島に人口がひしめいていて、大変だ大変だ」
とマスコミが、国民に刷り込みをしていたのです。
今度は、政府の都合で(たくさんの安い労働力が必要になったからと)、明治政府同様に再び国力の源は人口数だとばかりに、
    「子供をもっとたくさん産め」
と宣伝されても、
        「いまさらイヤだよ〜。」
と言う人の方が多いのは、健全な風潮でしょう。



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