11/13/06
受験技術の発達と国民の軽薄化1(器用に生きる)
ところで、11月12日・・・・・3「離農政策1と耕地面積(領土)の拡大政策1」のコラムで、エンクロージャー・ムーブメント(囲い込み運動)は、世界史の常識ですから、周知のとおりと書きました。
しかし、最近話題になっている高校教育課程での必修科目履修洩れ問題によると、最近の高校では、世界史の授業を受けていない生徒が多いようですから、若い世代では、イギリスの歴史など、何も知らない人の方が多いのかも知れません。
しかし、英語を学んで世界に雄飛しようとするこれからの世代が、私達の世代と違い世界史や世界地理を全く勉強しないまま、世界に羽ばたけるのでしょうか?
私の大学受験では、日本史は教科書以外に広く深く知っていましたから、日本史を受験科目にしてもう一度勉強するのは、時間の無駄と言う観点でした。
授業を通してしか知らない世界史(広く深く普通の本を読んでいなかったからです)を、もっと勉強しようと思って世界史を受験科目に選んで受験したものでした。
司法試験受験に際しても、私の受験当時は民事訴訟法と刑事訴訟法はどちらかひとつ受ければいい選択制でしたが、不器用な私は両方やって置かないと弁護士になって困ると思って、両方を受験科目に選んだのです。
訴訟法は難解でしたから、両方を受験科目にするのは馬鹿みたいな選択で、当時は殆ど誰もしていませんでしたが、(地獄の「両訴」(選択)と言われていたようですが、私は何も知りませんでした。)私は時間がかかっても、王道で勝負すると言うのが馬鹿げた信念?でした。
この愚直な生き方を妻が認めてくれて、結婚できたのですから、何が幸いするかわかりません。
ま、私は生きるのが単に不器用なだけですが、この、「王道で勝負する」と言う生き方は、今でも事件処理でも貫徹していますので、私にコスカライ戦法を期待して相談されても、むっとした顔をするだけですので、ご注意ください。
そういう期待の人は、よその事務所へいってもらうしかないでしょう。
ただし、「こすからい」ことをしなくとも、王道で戦う方が、周りの応援もあって、しかも勝負がついた後も負かした相手も納得ですから、長期的には良い結果になるので、そうしたことを説明して、大方の方は納得しています。
このように、弁護士の仕事は個性がありますので、一定の年数が経てば、その顧客層でその弁護士がどのような仕事振りの仕事しているかがわかるのです。
こすからい弁護士には、「こすからい」ことが好きな顧客が、定着します。
関連ページリンク
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
