11/11/05

変質常習犯罪解決6(家族・・母親責任か?)

他方で、こうした性犯罪者やアル中や覚せい剤中毒を抱えた家族では、社会から非難を受けながら、自己責任として、ダルクなどの励ましあう仲間を結成して常習性の断ち切りに必死になっているのです。
私は、「同病相憐れむ」こと自体に反対しているのではないですが、科学的裏づけのない励ましあいなどの精神論に頼るだけでは限界があると思うのです。
ダルクなどは、対象になっている両親(多くの場合、妻は離婚請求してきますので、最後は母親です)の必死の努力によるのですが、こうした家族の努力だけに頼るのは限界です。
現在までの政府のやり方は、科学的解明を怠ったまま、変質者らの両親に対する社会的非難を強めることによって、社会の不満の矛先を逸らしていただけのように見えます。
こう言う時代が来てから、既に数十年が経過しているのに、家族会などの励ましあいという原始的努力に頼っているのは、政府の怠慢です。
それもうまく行かないとなると、今度は重罰化の大合唱です。
それだけではすわりが悪いので、今度は出所情報の開示と言う宣伝になっているのでしょう。
シンナーに始って薬物依存者が増える一方ですが、若者の精神を蝕む社会構造のメスも重要ですが、(ここまでは社会学者)現在社会で精神の病が増えているのは、社会に原因があると言っているだけで解決出来る話ではなくなっているのです。
市場競争を強調するならば、市場淘汰で負け組みになった人のケアをどうするかについて、経済学者や社会学者は具体的に研究すべきではないでしょうか。
その研究が不足しているから、負け組みだらけの社会になって、犯罪予備軍も増える一方になっているのです。
これらの現実をどうするかが、問われる時代がきているのです。
今後、仮に負け組み救済の研究が進んで大方が救われても、その救済から更に落ちこぼれてしまった、患者である変質者、精神障害の1歩手前の人たちが、完全にいなくなる事態はなくならないでしょう。



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