11/03/05

日韓併合11(民族政権とは?)

他方、朝鮮国内でも体制内改革を諦めて、(政権が見放されたのです。)日本の協力を得て、外から改革しようとする動きが出たことを、前々回のコラム以降書きました。
日本の協力で近代化したいという勢力の支持もあって、日露戦争で日本は勝てたのですから、その代わり戦勝後は、彼らから日本が協力を期待されるのは当然です。
戦争で外国軍の力を借りれば、その後外国軍の発言力が強まるのと同じように、日本は朝鮮民族の力を借りて戦ったたので、戦後協力した民族の要請を無視できなくなるのです。
第1次及び2次世界大戦で、イギリスが植民地軍の力を借りた後に、独立を認めざるを得なくなっていったのと同じです。
(イギリス連邦・コモンウエルすの成立過程については、08/25/05「英連邦の成立とブロック経済化」のコラムで少し書きました。)
こうしてみると軍の協力を求めると、その後は独立志向になるのに反し、現地人の協力の場合は、逆に現地人が協力した外国軍を頼るようになる傾向がわかります。
独立志向とは逆に、自分たちの支配者になって欲しくなるようです。
国民にとってはどこの軍隊であろうとも、自分に役立つ存在であることが第1です。
国民にとっては国内勢力同士の争いの場合に、自分に良い方を選ぶのと同様に、結果的によい政治をしてくれればいいのであって、外国生まれかどうかは本当は関係がないのです。
中国でも異民族政権が何百年と続いたのはそのせいであって、異民族政権だからと短期間で滅びていません。
むしろ異民族政権の方が国民に気を使うので、被支配者にとっては優しい政権であることの方が多いことを、08/30/05「地位は低いほど良い 1(范蠡の生き方)」でも紹介しました。



関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

稲垣法律事務所コラム内:政治家に関するコラム


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003, 2004, 2005, 2006 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資