11/18/04
役人は役に立つのか立たないのか?(検挙率の低下)
行儀良くするだけならば、今では、民度が上がって、教師も養老院から宅急便(公務員である郵便配達でなくとも)まで、何もかも、みんな民営化しても大丈夫なくらい行儀よくなっているのです。
「役人」と言うのは役に「立つ」人とも読めますが、正確には役に「立たない」人のことかも知れません。
昔から役人は、座敷に座って記録をとるのが仕事でしょう。
昨日のコラムで紹介しましたが、窃盗被害その他でも精力を注ぐのは、記録化することです。
記録さえとってれば、別件交通事故や喧嘩などが有ると盗難車がすぐわかり、
「お宅の車が見つかりましたよ」
と言えるのですが、現在では、被害者の氏名や車のナンバー車体番号などの特定するもの(カメラや時計などの製造番号も同じ考えです。)が検索対象で、盗難車の例で分るように被害場所から検索する機能がないために、犯人がせっかく「どこそこの路上で盗んだ」と告白しても検索が出来ないのです。
犯人が製造番号や車体番号などを詳しくメモしているわけがないのですから、被害車両が偶然事故などで挙がらない限りお手上げです。
検挙率とは、被疑者の自白に合わせて、被害届をチェックするための検索能力=記録化能力に比例していたとも言えるでしょう。
ところが、外国人犯罪が増えたために、警察でいくら記録だけ精密化しても、外国人は、余罪の自白をしませんから、意味がなくなってきたというわけです。
さらに車は、盗むとすぐ外国へ売り飛ばすのが普通ですから、全回紹介したようにヤクザが自分でそのまま乗っていて事故を起こすようなことは滅多に有りません。
ですから、車窃盗では、国内で事故など起こして発覚する事例が乏しいのですから、いよいよ検挙率が下がります。
捜査は地道な聞き込み張り込み、情報収集などの本来のあり方に戻らねばならない時代が来たのですから、「記録だけ作れば仕事が大方終わり」という公務員に任せては置けないでしょう。
記録ばかり作る公務員をいくら増やしても、仕方ないと思います。
「屋上屋を重ねる」と言う言葉の反対ですが、岡引きを公務員に格上げした分、自分は記録係りに昇格し、それまで自分がしていた汚れ役、必死の聞き込みを下請けに頼むようになって、その下請けに報償金を闇で支払っているのでは、税金の無駄です。
しかも、これまで書いているように、闇支給であるために税金の使い道も不明朗ですが、捜査の秘密と称して開示拒否しているのです。
これが今回旭川中央署で問題になっているところです。
この問題は、結局今年の9月に道警の本部長が裏金使用を公式に認めたのらしいですが、その額たるやなんと14億円以上と言う巨額です。
仙台でも同じことがあったかな?浅野知事は開示するといったような気がしますが、半年以上経ったので詳しく覚えていません。
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