11/15/04

膨大な警察官が必要か?1(同心との比較)

ところで、現在の警察官ないし、警察の事務職員がどれくらいかについて、千葉県警察本部のホームページを見ますと、11月14日現在では「警察職員 11,697人(警察官 10,471人)」と言うのですから、1万人超と言う大変な数です。
11/01/04「江戸時代の裁判5(同心3)」のコラムで、江戸の同心の数を紹介しましたが、南北両町奉行所属全員合わせても、わずか200〜240人だったと言うのですから、現在の警察官の数の膨大さに驚くのは私だけでしょうか?
その上に、江戸時代は、奉行所といっても02/19/04「江戸時代の裁判1(出入筋と吟味筋)与力 同心」のコラムで紹介したとおり、刑事だけでなく民事の紛争の担当と刑事に分れていたのですから、全員が刑事をやっていたのではありません。
さらに言えば、奉行は、有名な大岡越前の業績などでご存知のように、現在で言えば都知事のような行政官でもあったのですから、下僚の与力、同心もその分野の仕事もしていたのです。
これに引き換え、現在では警察だけでなく、その上位に検察庁の人員が存在し、さらに国単位では、警察庁と言う役所もあります。
さらに裁判所は、別組織ですし、刑務所も、別組織で法務省の役人ですが、江戸時代は、裁判も牢屋(人足寄せ場)も奉行の管轄でした。
現在の千葉県の人口は、604万人あまりで、江戸の人口(1800年ころには120万に達していたと言われています)の約5倍というところですから、単純人口比ですと、警察官は、何人で足りるのでしょう?
成田空港や近代的高度な犯罪が増えていますので、単純人口比とはいきませんが、それにしても多過ぎやしませんか?
社会が高度化して、犯罪が複雑になったと言っては増員を求めていますが、同じ日本人の知能や教養が上がっただけのことですから、警察も同じようにレベルアップしていれば、対応できるはずです。
民間では、薬局でも電気屋(携帯やコンピューター販売)でも車屋でも、製品や顧客の要望が複雑になったといって、社員を増やしてはいませんよ!
社員教育で、スキルアップ、フォローアップしていくべきなのです。




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