10/12/06
弁護士資格の破綻2(内部資格の創設1)
これからは、10〜15年後には、弁護士と言うだけでは、うっかり信用して何千万円も預ける訳には行かなくなるでしょう。
現在の大卒と同じで、どこの大手事務所に勤めているのかと言うブランドで信用を決めて行く時代が来るのでしょうか?
普通のサラリーマンが、大卒かどうかで評価されるのではなく、自分の勤務先の名詞がその評価の尺度であるように、弁護士も個人・・個人的事務所では何の価値のない時代が、もうすぐ来るのかも知れません。
今次の司法改革が目指したものは、資格の乱発による資格制度の破綻・無意味化を目指す政策と言えるでしょう。
これを、防止し、あくまで資格制度を存続させるには、弁護士会内部で、一級弁護士2級弁護士3級弁護士の資格制度を自分で創設するしかないでしょう。
ここまで議論が進めば、弁護士の資格を国家資格としたことが、誤りであったとも言えるかも知れません。
昔から、同業者のギルドで始まったことを想起しても良いですが、国家資格にするから、かえって、国家・政治家の介入を受けて、とめどもなく資格が緩んでしまうのです。
どこの業界でも(ゴルフクラブでさえも・・・)入会資格を厳しくして、その品位品質を保って来たのですが、それは自分たちの職業や会の品格品質を守るためにものでした。
自分たちの会への入会資格のチェック権を、国家に売り渡してしまった現在の弁護士法は、そもそも間違っているのです。
懲戒権だけ持っていると言って自慢していますが、とんでもない間違いです。
既に書いたように懲戒権は、違法に近いことをした会員の除名を事後的に出来るだけで、無能な者や品位のない者の入会を予め阻止出来ないのです。
権力と対立する筈の弁護士会が、自分達仲間の入会資格のチェックを、国家権力に委ねているとは噴飯ものではないでしょうか?
国家が入会資格を自由に決められるのですから、権力に楯突く弁護士会を無力化するためには、資格を無茶に緩くして乱発(粗製濫造)してしまえば、直ぐにも弁護士の社会的地位が崩壊するのです。
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