10/29/05

アメリカ政策変更10(民主主義押し付けグローバル経済化)

イスラムと言うとイラクなどの乾いた地域ばかりイメージしがちですが、むしろ、湿潤なモンスーン地帯のイスラム教徒の方が多いのです。
元々「回教」と言う漢字自体が、西域一帯の民族であるウイグル族伝来の宗教をあらわす意味ですから、中国文化の影響を受けてきた日本人には、沙漠の宗教として連想しやすいだけの話です。
中国でも鄭和がイスラム教徒であったと言われるように、海に進出するのにイスラム教徒を登用しているのです。
イスラム世界は、海に関連する民族の方が多くて多様ですから、人括りにして想像するのは間違いなのです。
アメリカの本音も、十字軍的使命感ではなく、究極的には自国の利益のためですから、これを引っ込めるのに手間がかかりませんでした。
(十字軍も本当は、宗教的使命感で続いたのではなく、西洋諸侯や各商人の欲望の裏づけがあってこそ続いたことはご承知のとおりです。)
あとは、どういう大義名分で侵攻したのでしょうか?
あとは、大量破壊兵器の開発・隠匿、或いは、ゲリラの巣窟などなど、思い付きばかりですから、今になると誰も覚えていないくらいです。
ともかく、石油収入のある中東で、民族自決に任せていると現実路線になるのは、何時になるか分らないので、アメリカが企画して武力で民主主義を押し売りしていると言うしかないでしょうか?
こんな無茶が出来るのは、ソ連邦の崩壊で、アメリカが唯一の軍事大国になったからでしょう。
この勢いにおそれをなしたリビアの暴れん坊・カダフィ政権も、いまやアメリカ一辺倒になって尻尾を振っていますし、「アメリカが攻撃しない」というお墨付きにこだわる北朝鮮の主張にもなってくるのです。



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