10/10/05
ちなみに、今回の衆議院選で抵抗勢力の代表的人物となった亀井静香氏は、警察官僚上がりだったと
思います。
経営学者が経営してうまく行った試しがないのですから、実践で成功した人こそが、本当の成功者であり
実力者なのです。
今回の自民党候補のように若手官僚ばかりが、総裁の推薦で当選する仕組みになると、試験制度と選
挙の2本立てにした制度設計の意味がなくなってしまうでしょう。
若くてもホリエモンやリクルートの創業者のように、実践で成功した人なら良いですが、ただ若くて秀才と言う
だけで発掘するのでは、またもや国が左前になるのではないでしょうか。
私は老害がいいと言うのでは有りませんが、社会経験を無視して、若ければ良いと言う発想の方が危険だ
と思います。
ただ若ければいいという風潮では、実績で選べませんから、選択基準は超一流大学を出たとか、若くて司
法試験を受かったなど私の嫌う秀才基準になるしかないでしょう。
秀才・試験で成功してきた人は、実社会成功者の下で、そつなく、間違いなく実務を遂行する下級役人
でよいのです。
私は、過去の派閥政治が良かったというのではありませんが、小泉チルドレンと揶揄されるようなクローン議
員ばかりでなく、一家言のある実社会の成功者が当選し易くすべきだというのです。
その人たちが議会に集まって、同じ意見の人と集団を作るのは、何ら問題がないでしょう。
党の総裁が強くなって、総選挙は党首の人気で決まるクローン議員ばかりが殆どと言うのは、危険です。
党総裁の人気・・意見だけでで選挙をするならば、大統領制にすべきでしょう。
今の小泉流を喝采している向きがありますが、これは、大統領制と議員内閣制のミックスしたものであって、
しかも、悪い所だけミックスの可能性があります。
(権力者にとっては、いいとこ取りです。)
大統領制のアメリカで言えば、議会は議会で別にそれぞれ選出されてくるのであって、大統領と同じ意見
である必要はありません。
大統領とそっくり同じ意見であれば、議会は要らないか、あってもたったの5人くらいで間に合うでしょう。
議会には、大統領や行政機関である内閣とは、別の機能があるのです。
議会は、権力者の意向に副うように答申する諮問機関ではありません。
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:役人,官僚に関するコラム
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
