10/07/05

専制君主制と官僚脆弱さ6( 鈴木宗男氏強さ源泉

これでは羊のようにおとなしく、皇帝に従うしかない社会が出来上がるでしょう。
このため、一方ではいざという時に直ぐ乞食にならないように、地方太守になると私服を肥やし、蓄財に必死になっていたとも言われます。
今でも諸外国では、失脚すると直ぐに海外の隠し預金口座が大々的に報道されますが、わが国では考えられない心理行動です。
    「そこまでしなくとも、引退すればいいじゃあない!」
というところですが、日本みたいに失脚後も食える仕組みではない歴史が長かったのです。
わが国では、クニの地盤がしっかりしていましたので、都での政争に負けても「帰りナンイザ」とクニに帰れば、いきなり食うに困ることは有りませんでした。
今回の衆議院選挙でもそうですが、北海道の鈴木宗男氏は中央でどう言われようとも、ともかく当選しました。
その他自民党から「刺客」を向けられた面々も、それなりの地盤のある議員はすべて当選しました。
もっと前には、田中角栄氏が失脚したときも、越後では絶大な集票力を誇っていました。
彼は海外の資金を隠していたのでは、帰ってそんな力を発揮できなかったでしょうし、これが、日本の強さの源泉でもあるのです。
(当然のことですが、私が彼ら個々人を支持していると言う意見では有りません。)



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