10/27/04
ボケと犯罪1(刑法17)
話がそれましたので、また刑罰に戻ります。
きちんとした生活習慣があっても、不況等でたまたま失業している人が増加した場合にも、一定の頻度で社会不安になることはよく知られています。
10月19日「ゆとり9(余暇を楽しむ心)教育の個別化1」のコラムで管理されて育った成人の実情を書きましたが、その子供達が成人するのですから、そういう人は成人しても管理されなければ、自分で時間を管理できない点は同じです。
真面目に働いている人でも、時間が有ればパチンコ屋や飲み屋に行くとか「時間つぶし」しか出来ない人が結構いることになるのです。
叱られるかもしれませんが、暇があればテニスすると言うのもこの範疇です。
彼らは、テニスは、高尚だから違うと思うかもしれませんが、じっとしていられないのは同じなのです。
03//03/04「スポーツとは?1」以降、スポーツの歴史で書いていますように、スポーツはそうした人のために生まれてきたものですから、当然です。
こういうグループにとっては、余暇が多くなって、あるいは失業して、生き甲斐がなくなってくると大変です。
老人であれば、ボケてればいいのですが、自己管理能力のない元気な青壮年が失業すれば、たちまち犯罪予備軍になりかねません。
話が飛びますが、子供のころから暇なしに何かやらされてきた労働者が、定年になって、いきなりすることがなくなるとどうなるでしょう。
犯罪に走るほどの元気もなく「ぼけ〜っ」と生き甲斐喪失してテレビばかり見ているうちに、ボケが進行する事例が多いのですから、管理と自由の問題は重要です。
定年を迎える直前の人に対して、定年後の主体的・積極的なな生き方の呼びかけをしていますが、その年になっていきなり「自分の行き方を設計しましょう」と言われても困る人が大部分ではないでしょうか。
若いときから、主体的に何事も選択して行く訓練は、健全な民主主義を育てるためだけでなく、老後問題解決のためにも必要なのです。
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