教育の個別化3(民営化のすすめ5)名古屋市予算から・・1


ついでに地方自治体の税金のうち、公教育に占める割合を紹介しておきましょう。
以下は、名古屋市の平成16年度予算の説明からの引用です。
 「教育費には、市税や使用料などが使われています。どのようなことにどのぐらい使われているのかを表してみました。
名古屋市一般会計の予算額は、市民1人当たり460,716円。
このうち教育委員会分は、33,892円となります。」
一般会計 1,011,238,000千円

教育委員会所管分 74,390,695千円
※参考 名古屋市人口 2,194,928人(平成16年1月1日現在)

このように教育費は、総予算の7,4%も占めているのですが、義務教育に関する人件費の半分が政府補助金でまかなっていることを考えれば、教育費はこの倍額近くになるでしょう。
地方交付金や補助金をのぞいた、市民が納めた税額に占める割合を考えてみましょう。
同じく名古屋市のホームページからです。
「平成16年度の市税予算額は4,501億円です。その内訳をみると、市民税と固定資産税で全体の83.8%を占めており、市税収入の中心になっています。」
と有り、そして市民税と都市計画税がその約5割を占めていると言うのですから、(すなわち市税全体の41,9%)市民が住んでいるだけの理由で納める税金は、約1800億円となります。
そのうち743億円が教育費(正確には生涯教育などもあります)ですから、公教育に市民税の約半分(正確には41、2%)が使われているのですから、公教育を廃止すれば、市民税は2分の1弱減る勘定です。
前記の義務教育人件費の政府補助金分もなくなり、その分国税支払い義務がなくなって市民税に切り替わったとすれば、市民税の教育費負担分が2分の1から3分の2程度になります。
義務教育費の国庫負担縮小案に、森前首相などの文教族が反対していることは、10月24日・・・3「教育を受ける権利とは?3(憲法94)「自由に学べる権利1」」のコラムで紹介しました。
例えば3分の2の税金がなくなったとして、その分を、自分の好きな学校の授業料として収めるほうが合理的です。
子供のいない家庭は、教育理念の合致するどこかの学校を決めて納付すればいいでしょう。
税金と社会の発達の関連性については、10/26/03「教育改革22・・・・・寄付と所得税法2(税制の直接民主主義6)」等のコラムで連載しましたので参照してください。




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