10/05/04

平和国家とは?2(軍事予算は好戦国の指標?)

軍事力の備えがないとイザと言うときに戦えませんから、備えがなければ、戦争には否定的な行動になりやすいのです。
今回のイラク派兵の例で考えれば、普段から無駄飯食べている以上は、指名された自衛官は拒否や辞退を出来ません。
これを拒否したら、自衛隊が何のためにあるの?ということになります。
これが、もし常備軍がなくて新たに志望者を募る場合を考えてください。
イラク派兵反対かどうかの世論調査しなくとも、もっと簡単に分りますよ。
裏返せば、大きな軍事予算(すなわち兵員・兵器)があれば、いつでも戦えるので、簡単に戦争に踏みきれるのです。
こうして、恒常的軍事予算の大きさが、好戦国の指標に使えるとすれば、日本は、平和憲法があるからと建前を強調しているものの、実際は世界第4位の軍事予算を使っているのですから、数字から見れば、スタンバイ順位4位と言える好戦国になるでしょう。
ところで、ある戦国大名が有する武士が1000人いたとして、隣国を攻撃するために出征できる兵士はどれだけでしょうか?
自国を留守に出来ませんので、かなりの守備兵を残さなくてはなりません。
もともと、攻城戦では、攻撃側では相手方の3倍の兵力がいると言われているのですが、篭城側では兵員100%が戦力になるのに対し、遠征軍は、全兵力の何割かを本国に残しているのですから、4倍5倍の基本兵力がないと相手の本拠地を突くことは出来ないのです。
そこで中国、ロシアの話に戻しますと、広大な国境線を有する中国やロシヤは、国境線にその殆どの兵力が張り付いている外、インドとの国境紛争、チベットや、チェチェンなど内戦状態も抱えていますので、この2カ国は対外的機動兵力の全軍事力に占める割合が世界平均に比べて極端に少ないのです。
こうした視点でみれば、日本は、国内治安のために軍が必要ないばかりか、国境警備隊と言う馬鹿にコストのかかる(人海戦術になります)分野がないのですから、基本的には機動兵力ばかりです。
対外機動兵力に関しては、中ロを抜いて、アメリカに次ぐスタンバイ2位と言うところでしょう。



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