10/23/02

会社更生法と新規参入 5

経済の活性化を図る為には、新規参入を容易にする事が叫ばれていますが、その為には、競争で負けた会社の退場ルールを明確にする事が必要な事を前回のコラムで述べました。
社会が無限に拡大しているという前提をとらない限り・パイが一定ならば、退場者の数だけしか新規参入が出来ないのは、当たり前の事ですが、なぜか我が国では、可哀想という感情ばかりで、会社更生法でも足りなくて、再生法まで準備して、与えられた競争のチャンスを生かせず、一敗地にまみれた倒産企業・スポーツでいえば、一度失格した選手を失格させず、退場を阻止しようとしています。
そうして一方で新規参入を図る為にベンチャー育成の方策とやらを議論していますが、私から見れば本気かな?と言いたくなります
この上にセーフテイネットを上乗せすべきだという議論が盛んですが、駄目な企業の退場を阻止していると、優良企業が業容を拡大するチャンスをつぶし、それどころか、新規参入者のチャンスも潰す事になります。
これでは何時まで経っても我が国の経済は低迷するばかりか寧ろ落ち込んで行くばかりで憂慮に耐えません。
独り独りの人間で考えれば、能力のない老人や人物がいつまでも権限にしがみついている為に、若い人の働く場が無くなっているのと同じ事です。
会社更生法が経済社会にどのような効果を及ぼしているのかについて述べたいと思います。




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