10/20/02

会社更生法と日本経済 2(金融機関の倒産 1)

金融機関の倒産では、顧客企業は乗り換えが出来ないと言う議論があって、つぶせないと言う事を言われていますが、これも本筋からずれた議論だと思います。
赤字体質を作っているのは抽象的な『会社』ではなくて、会社を構成している社長以下の社員全体の平均レベルが同業他社よりも低い事であり、(雪印で言えば、平均モラルが低い)こういう会社は一旦潰して、社員をバラバラにして、世の中で通用する人材は、競合会社の倒産により業務拡大をする同業他社に再雇用されて行くと言う組なおしが必要なのです。
道義的レベルの低い会社や、生産性が低くて赤字続きの会社を存続させるよりも、そう言う会社は倒産させて、退場してもらい、生産効率の良い会社の受註機会を増やした方が、日本の為になるのです。
効率の悪い会社(すなわち、社員全体の平均的能力が低い)が社員全員に効率向上を呼び掛けたり、モラルの低い会社が、モラル向上を呼び掛ける講演会を開催するよりも、一旦倒産という事で従業員を投げ出して、効率の良い他の会社、またはモラルの高い他の会社の従業員として再雇用してもらった方が、個個人の作業効率やモラルが上がるでしょう。
ダ羅漢をやめられない人は多分再就職出来ないという形で選別を受ける事になります。
金融機関の整理にも同じ事が言えると言うのが私の考えです。
金融機関の顧客は、建築会社の例で言えば、顧客に当たるのでは無く、どちらかと言えば、従業員に当たる立場のものです。
金融機関が潰れたら、融資が受けられなくなって、潰れなくて良い企業まで倒産してしまうから、日本経済は大変な事になると言う議論がまことしやかに言われています。
果たしてそうなるでしょうか?




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