09/06/06
保安処分9と心神喪失者等医療観察法4
科学的に精神分裂・・今は統合失調症といいいますが、その原因が分かっていないのですから、原因不明と言うことは、その診断基準も不明と言うことでしょう。
せいぜい、症状から推して「これとこれとこれに該当すれば、この病気」と言う程度の演繹的認定(CD10)しか出来ないのです。
医学と言ってもこの程度ですから、現在の症状からして10日後に暴れるかどうかなどは全く不明と言う訳です。
このために本人の退院希望を阻止出来ないのが、現状ですが、医療観察法が出来たからと言って、医学が進歩した訳ではないのですから、いきなりこれが分かるようになる筈がないでしょう。
そもそも精神医学の本を読んでも、入院して何をしているの?と言う疑問があるのです。
こうした場合、そもそも治療による改善可能性をどのように判断するのでしょう?
胃や心臓の手術の場合、入院しなければ、出来ない治療の内容が明らかですが、精神病院ではどのような治療をするために入院させるのでしょうか?
自宅と入院の違いで明らかなことは、隔離すると言うことと、服薬の指導(強制)くらいではないでしょうか。
ストレスなどの軽い病気のばあいは、ストレス源になる勤務先や、家庭から切り離すこと自体に価値があるでしょうが、重大な犯罪を犯す統合失調症の場合(大方は入退院を繰り返している人です)には、もともと仕事についていませんし、そういう効能は考えられません。
服薬を強制しなければならないのは、病気の原因が良く分からないことに比例して薬の効き目・効能がはっきりしないのですが、それに引き換え、その服作用がひどすぎるからでしょう。
家庭で服薬していると、副作用が心配で、(ボーっとしているばかりで、これでは廃人になってしまゥと言う心配があるのです)本人だけでなく家族さえも、3回に1回とか2〜3日薬を間引きたくなるものです。
そこで入院させて服薬の強制となるのですが、この服薬の強制さえすれば、治るなら良いですが、上記のように3年間入院しっ放しでも、なんら改善しなかった例が多いのです。
むしろ次第に病状の悪化をしていく例(死ぬまで入院したまま)も多いのですから、言うならば進行を遅らせるだけと言う場合が多いのでしょう。
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