09/18/04

源平争乱の意義4(貴種と立憲君主政治3)

平家は、後白河天皇・・・後の法皇の後ろ盾で、源氏に奪われつつあった失地回復を果たしますが、本来の企業努力で回復したのではないのですから、源氏を追い払って見たものの、武士層の利益代表としては能力が及ばなかったのです。
これを現在社会に当てはめて、仮に銀行が企業努力しないまま政府に働きかけて、サラ金や信販を全部違法とする法律を作って禁止した場合を考えて見ましょう。
従来のままの床の間を背にした殿様商売では、サラ金や信販を必要とする階層(需要)に対応できませんので、矢張り一定期間が経過すると、闇金融が発達したり国民不満が爆発してしまうでしょう。
その他の産業でも、企業努力を怠って、新興産業つぶしを図っても同じ事になるでしょう。
現在の社会問題では、野球界の新規参入規制が参考になるでしょう。
野球界がジリ貧になっている原因が、この規制のためだということがわかってきました。
最近の野球界はジリ貧でしたが、本当に関心を失っていてジリ貧であったのなら、社会問題になるほど騒ぎませんが、国民は野球界の運営次第でファンに戻ることが、今回の騒動で証明されているのです。
旧態依然としたやり方で、旧態依然とした人物があぐらをかいているたから、ファン離れを起こしていたと言うのが、国民大方の意見ではないでしょうか?
「おごる平家は久しからず」と言い、平家物語はおおむね個人人格的な見方で構成されています。
私が考えるには、そうした個人の人格的なレベルではなく、企業努力という王道で次第に武士層の支持を集めて天下を取ったのではなく、後白河の権力の力を借りて天下を取ったところに問題があったのではないでしょうか?
そうした流れで政権を取ったから、みんな貴族化してしまったのです。
接待・ごますり・許認可取得能力で出世するような会社では、出世した人間の関心はユーザーに対する関心よりも、あくまで上向き・監督官庁向け思考になりがちです。
こんな会社ばかりになれば、国はジリ貧ですからいつか大改革が必要になるのは、いつの時代も同じです。



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