08/05/07
政権交代と野党の資質2(イラク特措法の扱い2)
安倍政権になってからここ半年以上、日本抜きに勝手に動いているアメリカの北朝鮮政策・・・ここへ来てからの従軍慰安婦決議なども、どちらかと言うと、北朝鮮寄りに傾いている感じです。
ここは、小沢代表がアメリカ要人からの面会要請に応じて、ここ1年近くのアメリカの対日政策に対してちくりとイヤミを言って、日本の顔が立つようにさせて、その代わり協力すると言う着地を図るしかないでしょう。
とも角、まったく協力しないと言うわけにも行かないのが、日米関係ですから、適当なところで和解する・・・派兵の協力度を下げることや、何らかの見返りを引き出すしかない点、与野党どちらが日本の代表となっても同じです。
外交とは、多角的交渉・・多角的取引なのです。
「反対だから反対」と言う単純な軍人や右翼的あるいは左翼的小児病的発想では、国際政治はうまくい行きませんので、複雑解決が望ましいのです。
弁護士業務で言えば、ある程度揉んだ上で、どの辺でどのような和解に漕ぎ着けるかこそが、腕の見せ所です。
これで成功すれば、民主党の評価は、ぐっと上がるでしょう。
与野党の違いと言っても、同じ日本の代表でしかないので、結局は選択肢は多くはないのです。
外交は、どの政党が担っても、結局は腹の据わった交渉を出来るかどうか、人物次第となります。
安倍さんには、まともな外交は無理だと言うのが、今回の参議院選挙・・国民の審判だったように私は読むのですが、さて、小沢さんはどうか・・・。
小沢さんは、開票速報には立ち会わず休んでいましたが、健康不安がある分メリハリをつけるしかないのですから、それは見識だと思います。
そんなところに徹夜で座っていても、疲れるだけで何の意味もないのですから、体の弱い彼は無駄を省いて必要なところで、実力を発揮してくれればいいのです。
彼は数日静養してから出て来て、勝った勝ったと浮かれている党員に対して、「これからこそ本番」だと名セリフを吐いていますが、すぐに日米交渉が彼の双肩にかかってくるのです。
「責任野党になった途端、意見を変えてけしからん」
と言う単純思考の支持者は、切り捨てていくしかないでしょう。
(もち論、丁寧な説明が必要ですが、それでも理解しない場合の話です。)
今度の参議院選挙での民主党の大勝は、イラク派兵反対で多くの国民の支持を受けて大勝したのではありません。
単純思考グループの支持を失うことを恐れて、前に進まないと民主党の政権担当能力に疑問符が付いて、せっかく政権交代を期待して支持した新たな支持層を失ってしまうことになるでしょう。
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