08/04/07

政権交代の必要性6(タフな言論人の育成6)世襲制の功罪1

他流試合に通用する人材の必要性をあちこちに書いてきましたが、たとえば、最近でも01/01/07「2007年元旦1(猪突猛進1)」以下の連載で、右翼に本籍のある単線思考の安倍政権では、対北朝鮮政策でも日本だけが置いてけぼりを食ってしまう危険があることを、指摘しております。
その後わずか半年くらいしか経たないのに、不幸にも、いよいよそのとおりになりつつあるのは憂慮に堪えません。
今回の参議院選挙の結果は、このような頼りない安倍政権を見放して、政権交代を望んでいる国民が多いことを表しているのでしょう。
選挙を政策で競うものだと思っている方が多いでしょうが、実は与野党どちらが政権を握っても政策選択の幅は意外に狭いものです。
共産主義か自由主義かと言うならば、政策選挙ですが、自由主義内での選挙となれば、やるべきことは大方決まっているのです。
保険問題も、公共工事削減も,経済のグローバル化対応もするべきことは決まっているのですが、実行するには、抵抗勢力=既得権益層の壁を崩す必要があるので、うまくいかないだけです。
国際政治も実現すべき方向は決まっているのですが、その実現には一対一で対決し、交渉して相手を説得していける腹の据わった人材が1国の代表者に求められるのです。
ですから、政権選択選挙の大方の場合、両陣営の実行力の有無・人物如何にかかっているのです。
選挙直前にマスコミ露出するようになった赤城農水大臣のひ弱そうな風貌を見ると、これが、
 「難しい農業問題で諸外国とタフな交渉をし、他方で国内関係者を説得できる人材かな?」
と、安倍氏の人物を見る目の低さに驚いた人が多かったでしょう。
人物・胆力は、学歴・偏差値だけではどうにもならないでしょう。
この人がテレビに出るたびに、こんな頼りない人に農政を任せる政党に安心して票を入れられないと、農村票が激減して行ったのではないでしょうか?
安倍政権発足後僅か10ヶ月で、4人もの閣僚の交代に追い込まれたこと自体安部氏の人物を見る目が低いといわれても仕方がないところです。
(彼自身の肝の座り具合もそんなところなのでしょうが・・・)
それはそれとして、今回浮き彫りになったのは、安倍氏自身が国民から不信任を受けているのに、自民党内ではこれに代わる人材が見当たらない、出てこない・・・自民党には人材が少なくなっている印象です。
国民の多くが安倍氏では次の選挙が戦えないと思っているのに(最近の世論調査)、自民党内での安倍氏に対する不満は国民よりも大きいのに、逆に続投容認の方向性しかないのが、人材不足を物語っているのでしょう。
・・これに引き換えて、民主党には40台前後の有能な人材が多くなっている感じです。



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