08/02/07
政権交代の必要性2(タフな言論人の育成1)
デモや国民の抗議があれば、そんなことを一々聞いていないで、暴力集団でぶっ潰せばいいという右翼的発想の主流を生きて来たのが石原都知事です。
彼の政治スタイルは、カッコつけずに、身の丈(第3国人発言など低レベルで)で勝負したいのが、石原流愛国心というところでしょう。
07/28/07・・2「朝鮮総連本部課税問題(税による差別)」に書きましたが、喧嘩の仕方にも国家の品格が重要です。
しかし、石原さんは文化国家として鷹揚なところを見せて勝負するには、彼がどっぷり浸かって生きて来た時代が古すぎる・・野蛮な時代だったから「地が出る」のは、仕方がないでしょう。
新しい時代を代表するには、彼の権力意識は古すぎるのです。
猪瀬副知事が、つい先日の就任記者会見で
「石原氏が第3国人発言をしながら、世界からオリンピックを招致できるのか」
と聞かれて、
「私とは世代が違いますから、・・・」
と逃げていましたが、そのとおりです。
公訴権乱用の法理が提唱されながら、もう40年以上も、たな晒しになっているのは、(上記事件からでも35年です)裁判所が体制志向者で固められているために、出来るだけ体制派にフリーハンドを保持させたい誘惑・・・解釈したい傾向があるからです。
権力志向の裁判所の解釈には任せて置けないので、条文に明確に盛り込むような民主運動が必要です。
いろんなところで書いてきましたが、日本のいろんな不合理・・不公正な結果をもたらす根源は、永久的与党体制がすべてをねじ曲げているのです。
政権交代が頻繁に行われる時代が来れば、官僚も裁判所も、自己保身のためにもっと公平な運用をするようになるでしょう。
現在では、国民一人ひとりが、
「いつも強い方に付いていればいいのだから」
と言う、安易な姿勢が身についてしまっているのが、問題なのです。
万年与党病の国では、与党野党の区分けが半永久的ですから、強い方の選択も間違いようがないし(・・リスクがないのです)強い方についていれば安全です。
民主的運営を期待しなくても良かった・・いつも与党に身を置いてる方にとっては、非民主的な不透明な運営のほうが利益が大きいという立場になります。
自分は権力にぺこぺこさえしていれば、政府に睨まれることは、あり得ないという気楽な姿勢です。
それどころか、積極的に、政府寄りの不公正な運用をして、権力者に気に入って貰おうとする者さえ出てくるでしょう。
こう言う社会では、公正な判断をしようとする姿勢が、普段から国民一人ひとりの身に付かないのです。
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