08/28/05
自衛隊は何を守るか?4
土地はいくらでもあったのですが、武士は農民が耕して生産している土地の奪い合いをしていただけだったのです。
敵地の武士を追い出して占領できれば、その土地の農民は大事な客ですから、農民を殺害するつもりは有りませんから、御互いさまです。(牧場の牛みたいなものです)
自衛隊が何のために武装してイラクへ行ったかといえば、「自衛のため」(自衛隊を守るため)の武装という事で、日本人は誰一人何ら疑問に思わないのです。
米英やオランダ軍の戦闘の応援のためではありませんし、イラク国民のために治安維持に協力するわけでも有りません。
そこで「正当防衛のためなら武器を使える」か、どの武器まで使えるかなど、ヘンな議論ばかりしているのです。
ここでいう「正当防衛」とは言うまでもなく、自衛隊員個人に加えられた危害に対するもので、イラク人が危害を加えられているのを救援する意味は有りません。
自分達の正当防衛するためだけのために、わざわざ遠くまでいかないでも、日本で昼寝していたほうがいいのじゃないの?というところです。
イラク派兵反対論も、「もしも自衛隊員にけが人が出たらどうするんだ!」と言うばかりで、評論家も一人でも死者が出たら「内閣が持たないだろう」と言う変な議論ばかりです。
そして、善意で行った民間人が何人死亡しても、内閣も誰も倒れやしませんし、そういう議論が起こりません。
「軍は、自国の民間人を守るためにある」
と言う建前は、実際のところ国民誰も ほんきで問題にしていないことが分るでしょう。
わが国では、武士は自分のためにしか戦わない歴史ですし、今も、みんな本音ではそう思っているのです。
いくら民間人が殺されても勝手に「行く方が悪い」と言ってればいいのであって、
「軍は何をしているんだ」
と言う議論にはなりません。
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:歴史に関するコラム
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
