08/16/05
都市の成り立ち2(郊外型施設の現代的意義)
独自性のある企画による集客努力の例としては、デズニーランドが先ず想起されるべきでしょう。
郊外どころか、東京のずっとはずれの埋立地に進出するデイズニーランドの開業に対し、旧中心街の空洞化阻止と言って、「遊園地は都心に限る」と後楽園に閉じ込める国会決議が必要だったでしょうか?
これまでは観光地も、名瀑や温泉など既存の資源に寄りかかっているだけで、むしろ醜悪な施設を作って折角の観光資源を台無しにしても気にしていないのが普通でした。
03/17/02 「小旅行の感想」、11/29/03「観光地の整備 2(養老渓谷2)」等でこの辺の感想を書いて来ました。これからは観光地もリピーターがないとやっていけませんから、集客努力しないとやっていけないでしょう。
これからは、文化発信国家になるべきであり、そのためには、人まねばかりでなく独自性をはぐくむ教育が必要であると言うのが、私の持論です。
(文化発信国家については、01/12/03「文化発信国家へ(教育改革の方向)2」その他で連載していますのでサーチしてください。)
いつも、人の真似ばかりしていれば商売ができるという長年の習慣が、まわり回って学校教育での画一教育の実効性を担保し、日本の将来を危うくしているのです。
(いくら創造力のある子供を育てようと叫んでも、社会で役立たないのでは「そうですね」と面従腹背するだけで誰も本気にしないでしょう。)
郊外型施設の発展は、独自工夫が評価される時代の到来を証明するもので、やっと、いい方向の芽が出て来たと評価すべきで、これの芽を摘むべきではないでしょう。
平成17年8月14日の日経新聞では、第1面に地方都市の衰退防止のために郊外への立地を厳しく制限していくと言う政府の方針が、大きく出ていましたが、これは本末転倒でしょう。
こんな事を望んでいるのは、従来型の人まねするしか能のない人種が、新しい時代の到来に対し、抵抗勢力として巻き返しているだけの既得権者だけでしょう。
彼らの言うとおりにしていると、独創性のある商人が育たないし、そういう社会で、「独創性を重んじましょう」といくら教育しても誰も乗ってこないでしょうから、日本の将来が暗いものになります。
独自工夫のない商店街が寂れて行くのは仕方のないことで、門前町的に人の集まる所で、蜘蛛の巣を張ってれば、魅力があろうがなかろうが、商売になるという人間は商売する資格がもともとないのです。
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